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【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~中国貿易収支で売り仕掛けも自動車再編評価など地合いは悪くない

2016年10月13日 12:22


13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・中国貿易収支で売り仕掛けも自動車再編評価など地合いは悪くない
・ドル・円は103円68銭付近、ドル反落、日本株のマイナス圏転落で
・東芝、トヨタなど6社の目標株価変更


■国貿易収支で売り仕掛けも自動車再編評価など地合いは悪くない


日経平均は続落。65.74円安の16774.26円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。米FOMC議事録では9月の利上げ据え置きが僅差で決まったことが示されており、12月の利上げ観測が強まっている。円相場は1ドル104円台前半での推移、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の16965円となるなか、買い先行で始まった。

また、トヨタ自<7203>とスズキ<7269>による提携報道が伝えられており、自動車業界再編機運の高まりのほか、「プレイステーションVR」を発売したソニー<6758>は反発で年初来高値を更新するなか、日経平均は一時16974.25円まで上げ幅を拡大させる場面もみられた。

しかし、17000円接近では上値の重さが意識されており、その後はこう着感の強い相場展開となった。そんななか、中国の貿易収支の弱い結果が伝わると、急速に上げ幅を縮める展開となり、為替相場が円高に転じるなか、日経平均は下げに転じている。東証1部の騰落銘柄は、若干値上がり数が上回っているが、値上がり値下がり数はほぼ拮抗。規模別指数は大型、中型株指数が下げに転じている。セクターでは鉄鋼、パルプ紙、海運、精密機器、鉱業の弱さが目立つ。

日経平均は自動車株などに支えられる格好から17000円近辺での攻防が続くとみられていたが、17000円接近での上値の重さが意識されるなか、中国の貿易収支の弱い結果をきっかけに下げに転じている。ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>など指数インパクトの大きい値がさの一角が弱含みとなっており、後場は手掛けづらい展開になりそうだ。マイナスに転じたことから日銀のETF買入れへの思惑が下支えとなろうが、再び17000円を意識した展開は期待しづらいところか。

もっとも、自動車株やソニーなどは底堅い値動きをみせており、地合いはそれ程悪くなさそうである。ファーストリテは決算を控えているため反転は厳しいだろうが、日経平均は支持線として意識されている25日線に接近していることもあり、押し目拾いのスタンスを意識しておきたい。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)



■ドル・円は103円68銭付近、ドル反落、日本株のマイナス圏転落で


13日午前の東京外為市場では、ドル・円は反落。日経平均株価がマイナス圏転落を受け、ドルは104円を割り込んだ。米年内利上げ期待でドル・円は前日海外市場で104円を回復。9月2日高値104円32銭を上抜け一時104円48銭まで上昇した。今日の東京市場でもドル高の流れを受け継ぎ、104円台で推移していた。

ただ、日経平均が上げ幅を縮小し前日終値を割り込むと、ドル・円は下げに転じ一時104円56銭まで値を切り下げた。

足元では5日移動平均線の103円58銭付近がサポートラインとなっているが、ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いとなっており目先日経平均が一段安となれば、ドルは103円台前半まで下落する可能性はあろう。

ここまでのドル・円の取引レンジは103円56銭から104円64銭、ユーロ・円は114円27銭から115円15銭、ユーロ・ドルは1.1002ドルから1.1086ドルで推移した。

12時20分時点のドル・円は103円68銭、ユーロ・円は114円42銭、ポンド・円は126円41銭、豪ドル・円は78円10銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄


・東芝<6502>、トヨタ<7203>など6社の目標株価変更

・神島化<4026>、日本色材<4920>、トーヨーアサノ<5271>など8社がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・米国務次官補(東アジア・太平洋担当)
「(安全保障などの課題におけるフィリピンとの関係について)最終的にどう出るの
かということへの答えは今のところない」



☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・13:30 8月第3次産業活動指数(前月比:-0.2%、7月:+0.3%)


<海外>
・15:00 独・9月消費者物価指数改定値(前年比予想:+0.7%、速報値:+0.7%)


<WA>

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