マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

田代尚機のチャイナ・リサーチ

中国 投資総額1兆元超の公民連携プロジェクトの意味

2016年10月21日 16:00

投資総額1兆元超の公民連携プロジェクトの意味は

投資総額1兆元超の公民連携プロジェクトの意味は

 日本では、東京・豊洲への市場移転や、オリンピック会場建設に関して、公共事業の不透明性、非効率性が大きな問題となっているが、こうした問題は日本に限らず、中国でも深刻な問題となっている。

 リーマンショック直後、景気対策のために、中央政府は地方政府に対して公共投資拡大を指示したが、その結果生じたのは不要不急の投資、重複投資、不公平で非効率的な投資であった。

 理由ははっきりしている。投資の決定権を持つ責任者、機関が自己の利益のために公共投資を利用するからだ。また、政治的に力が強く、利害関係が出来上がっている機関が公共投資に群がる。それは銀行も同じである。市場競争を介さない取引には致命的な欠点が存在する。

 どうしたらよいのだろうか? その答えの一つが公民連携プロジェクトの推進である。

 財政部、教育部など20の部委は連名で10月11日、公民連携(PPP)モデルプロジェクト(第3弾)を発表した。プロジェクト数は516件、投資総額は1兆1708億元。ごみ処理、下水処理、道路建設、駐車場整備、景観緑化といった市政府関連事業を中心に、広範な公共投資が対象となっている。

  • 予測できない為替相場でも短期で稼げる? リターンエース・トレード
  • 顧客満足度3年連続1位!餃子が大量にもらえるFX会社?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ

    2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2017 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。