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【注目トピックス 日本株】世界標準のトレードツールを日本人投資家に!【松本大氏インタビュー(後編)】~雑誌「トレードステーション入門」より

2016年10月20日 14:10



トレードステーションとは、米国のTradeStation Groupが開発した高機能トレーディングツールで、米国ではその先進性、機能性において数々の最高評価を受けてきた。日本ではマネックス証券がその日本版を開発。先ごろより提供を開始しており、日本の株式投資にも自動売買・システムトレードの時代を切り開く存在として注目を集めている。

マネックス証券がなぜ「トレードステーション」の提供を始めたのか。投資家にはどんなメリットがあるのか。代表取締役会長CEOの松本大氏への特別インタビューを、前・後編の2回に分けて掲載する企画の第2回。


(前編からつづく)

自動売買だけでなく
サポートツールとしても有効

——トレードステーションをどのように活用してほしいですか。

松本 自動売買ツールとしてご利用いただくのもいいのですが、自動でロスカットや利食い、ドローバック(利益確定ラインに到達しても様子見をして利益を伸ばす手法)などを入れながら、その上でマーケットを見て、自分の判断でアクションを取るのもいいでしょう。感情を排除しつつ、かつ積極的にマーケットにかかわることができますから、楽しい活用法だと私は思います。
カスタマイズ性は大変優れています。アクティブ・トレーダーが求める取引環境を構築できるでしょう。使えば使うほど、このツールの便利さ、使いやすさ、よく考えられた設計をご理解いただけるはずです。

——トレードステーションをつくるに当たって、苦労したこと、こだわったことはありますか。

松本 日本で個人が使う金融関連サービスをアメリカの技術で実現した例は、これまでほとんどありません。そのような中で、日米両サイドが互いに理解する基礎が足らず、まずは相互理解の所から大きく苦労しました。
マーケットやトレーディングはグローバルだが、利用者はローカルです。日本のお客様には日本のお客様の好みがあります。単に直輸入、翻訳化するのではなく、それらにしっかりと対応しなければ、どんなにいいものでも受け入れられません。この部分にはこだわりましたし、大きな挑戦となりました。
大変ではありましたが、徹底した日本向けのカスタマイズを行ってきた結果、気配値を基準にしたランキングなど日本向け機能は、国内のトレーダーに高く評価いただいていると考えています。

——トレードステーションは今後も進化を続けると思いますが、準備しているバージョンアップはありますか。

松本 トレードステーションならではの高度な注文機能をさらに進化させることを予定しています。すでに米国でリリースされ、高い評価を得ているアプリケーションのうち、日本株版トレードステーションへ今後追加を計画している機能にWalk-Forward OptimizerとPortfolio Maestroがあります。
また、トレードステーションはプラットフォーム上で簡単にアプリを開発することが可能なツールでもあるのです。トレードステーションは、米国のトレーダーの意見を多く反映し進化を続けて洗練された機能を搭載していますが、今後は日本ならではのニーズもでてくると考えています。そういうニーズにあわせ、アプリ開発の仕組みを用いた追加機能の提供を行っていきたいと考えています。

——日本の投資家にメッセージをお願いします。

松本 イチロー選手は三角ベースではなく、世界共通の四角ベース・硬球で野球をしていたので、メジャーリーグに行き、活躍することも出来ました。ルールが世界共通だったので、十分に力が発揮できたのです。マーケットもトレーディングもグローバルなので、ぜひ米国で最高と認められているトレードステーションを利用して、世界レベルのトレーディングにデビューしてほしいです。
トレーディングは簡単ではありません。難しいし悩むことも多いです。しかし楽しくもあります。好きこそものの上手なれ。好きになった方が上手になる。そのためには長く楽しみながらトレーディングをすることが肝要だと私は考えます。無理をせず、しかし怠けずに注意を振り向け、トレーディングと付き合っていってほしいです。
マーケットは世界に開けています。マーケットから世界が見える。トレーディングを通じて、日本の企業、日本経済、ひいては世界経済にかかわっていくことになるのです。これは一社会人としても大きな意味のあることだと思います。そういう視点からも、トレーディングを楽しんで下さい!

(松本大/マネックス証券代表取締役会長CEO)

※本稿は実業之日本社より刊行されているムック『株式投資自動売買で儲ける システムトレード「トレードステーション入門」』からの抜粋(一部修正)です。記事の全編は、現在発売中の『株式投資自動売買で儲ける システムトレード「トレードステーション入門」』をご覧ください。


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