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【注目トピックス 日本株】アイル Research Memo(3):システムソリューション事業を主力にASP型のWebソリューション事業も展開

2016年10月25日 16:21

■アイル<3854>の事業内容と特徴・強み

中堅・中小企業向けトータルシステムソリューションを展開
1991年2月の会社創業以来、中堅・中小企業を主たる顧客対象として、顧客の抱える経営課題全般に対し、基幹システム構築、システムサポート保守、ネットワーク構築、セキュリティ、コンテンツプロバイダ、人材教育、Webコンサルティング、ECサイト構築、複数ネットショップ一元管理ソフト、ポイント・顧客一元管理ソフトなど幅広い分野で、ITを通じたトータルシステムソリューションを提供している。

事業区分は、基幹業務パッケージソフトウェア「アラジンオフィス・シリーズ」を主力とするシステムソリューション事業、及び複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」やECサイト・実店舗ポイント・顧客一元管理ソフト「CROSS POINT」をASP型で提供するWebソリューション事業としている。2016年7月期の事業別売上高構成比はシステムソリューション事業が87.3%、Webソリューション事業が12.7%である。

システムソリューション事業は、顧客企業に対して基幹システムの設計・開発、ハードウェア保守、システム運用サポート、ネットワーク構築、セキュリティ管理などをほぼ自社で提供している。具体的には、自社オリジナル基幹業務パッケージソフトウェア「アラジンオフィス・シリーズ」を主力として、各業種別に特化したバリエーションの充実を図り、販売後においても保守・運用サポートとしての収入を得るストック型ビジネスを重視している。

顧客企業の属する業種・業態に適合したシステムにすべくカスタマイズを行っていることが特徴である。業種別パッケージソフトウェアでは、連結子会社ウェブベースとの連携によって、ファッション業界向け店舗管理システム「アラジンショップ」の商品力強化を図っている。その他業種向けでも、2006年にIT企業として初めて関西ねじ協同組合の賛助会員に認定されたのをはじめ、複数の組合の賛助会員に認められ、つながりを活用した営業を展開するとともに、業界での最新の情報をシステムに取り入れて製品価値を高めている。

Webソリューション事業は、ホームページの制作・活用支援、ECサイト構築、複数ネットショップ一元管理ソフト等のWeb商材を提供している。具体的には「Webドクターサービス」として、大企業以上にWebの有効活用が求められる中堅・中小企業に対し、既存Webサイトの見直しや企業ホームページの制作・運用に加え、顧客の事業分析・事業戦略コンサルティング、プロモーション、ホームページ制作後のログ解析結果を基にした更新・改良等により、企業の販売促進のためにホームページを有効活用する支援業務を展開している。

主力はASP型でサービスを提供する複数ネットショップ一元管理ソフト「CROSS MALL」やECサイト・実店舗ポイント・顧客一元管理ソフト「CROSS POINT」である。企業活動のフロントサイドである「お客様の新規顧客開拓」を支援するもので、顧客のWebサイト企画・開発、SEM(サーチエンジンマーケティング)や広告等をミックスして提供するサービスだ。ストック型サービスのため利益率が高い。

また求人・求職Webサイト「@ばる」の運営管理、顧客企業の人材教育を目的としたIT・OAリテラシー教育、技術者育成、資格取得支援、ビジネススキル等の教育サービスを提供するICC(アイルキャリアカレッジ)の運営管理も行っている。

「CROSS-OVERシナジー」戦略を推進
顧客に対する提案をより効果的に進めるとともに強力なシナジー効果を生み出すため、リアル(システムソリューション事業)とWeb(Webソリューション事業)の両面から顧客ニーズに合わせた複合提案を行い、中堅・中小企業の経営力アップを支援する「CROSS-OVERシナジー」戦略を推進している。

業務効率化を支援するシステムソリューション事業の基幹業務システムと、販売力強化を支援するWebソリューション事業のASP型サービスを有機的に結合させて「オール・ワンストップ」サービスを実現し、強力なシナジー効果を生み出すことを狙った戦略である。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

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