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【ランチタイムコメント】日経平均は小幅続落、ファナックは押し目拾いの水準まで一気に調整

2016年11月1日 12:00

 日経平均は小幅に続落。25.72円安の17399.30円(出来高概算9億株)で前場の取引を終えている。10月31日の米国市場では、大型買収の発表が好感される場面もあったが、連邦公開市場委員会(FOMC)や雇用統計の内容を見極めたいとの思惑や、クリントン氏の私用メール問題によって大統領選の見通しが不透明となったとの懸念から上値も重く、結局は小幅な下げになっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の17395円となり、サヤ寄せする格好から売り先行で始まった。

 その後は下げ幅を広げる場面もみられたが、前日の安値は割り込まず、反対に一時
17400円を回復するなど、下げ渋る動きもみられている。日銀の金融政策決定会合やFOMC、大統領選などイベントを控えており、模様眺めムードの強い相場展開だった。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも下げているが、大型株指数の底堅さが意識される。セクターでは電力ガス、不動産、空運、保険が小じっかり。半面、海運、石油石炭、鉱業、電気機器が冴えない。

 日経平均はこう着感の強い展開が続いており、5日線を挟んでの推移に。サプライズは無いとはいえ、日銀会合の結果を見極めたいとする模様眺めムードが強い。また、これが通過したとしても、FOMCのほか、米大統領選待ちの状態であり、方向感の乏しい展開が続きそうである。

 物色は決算を手掛かりとした流れが続いているが、昨日、事業統合発表で物色されていた大手海運が揃って下げるなど、物色が日替わりといった感じである。ファナック
<6954>は一気に25日線レベルまで下げているが、明日以降の自律反発を意識した押し目拾いも一考か。ソニー<6758>も売り一巡後は直近ボトム水準での下げ渋りをみせており、こちらも押し目を意識しておきたいところである。
(村瀬智一)

<AK>

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