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【注目トピックス 経済総合】アリババの2Q上振れ、5割増収で営業益4割アップ

2016年11月3日 11:13

電子商取引で中国最大手の阿里巴巴集団(アリババ・グループ)は2日、第2四半期(16年7~9月)の決算を発表し、売上高が前年同期比55%増の342億9200万人民元、営業利益が41%増の90億4500万人民元に膨らんだことを明らかにした。純利益は67%減の76億2000万人民元(希薄化後EPSは2.970人民元)に細ったが、投資利益の剥落が主因で本業の影響によるものではない(保有する阿里健康信息技術の株式に絡み、前年同期は多額の評価益を計上していた)。売上高、希薄化後EPSともに市場予想(それぞれ338億9200万人民元、2.678人民元)を上回っている。
事業別の売上高は、主力のネット通販が41%増の284億9300万人民元と好調。また、デジタルメディア・娯楽事業が302%増の36億800万人民元に膨らんだほか、期待のクラウドサービス事業も130%増の14億9300万人民元に急拡大した。9月末時点のアクティブユーザー数は、前年同期を14%上回る4億3900万人で推移している。
好業績を達成したことについて、張勇CEOは「主力ネット通販事業の伸びもさることながら、クラウドサービス事業が急拡大したことが喜ばしい」とコメント。その上で、ネット通販が生み出す利益・キャッシュを将来性の高いクラウドサービス分野に投じていく方針を示した。
ただ、2日の同社株(ADR)は決算の上振れに反応せず下落。全体相場の軟調もあって、前日比2.61%安の98.51米ドルで引けた。
1999年に馬雲(ジャック・マー)氏が設立した同社は、2003年に開設した消費者向けサイト「淘宝網(Taobao.com)」が大成功を収め、その後の業績が急成長。「淘宝網」や「天猫T−Mall」など傘下サイトの取引総額(GMV)は、16年3月末までの1年間で3兆923億人民元に膨らんだ。企業間取引(B2B)にも強く、B2Bの市場シェアで最大規模の「アリババ・ドットコム(Alibaba.com)」を傘下に擁する。

【亜州IR】

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