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【ランチタイムコメント】日経平均は大幅続落、イレギュラー価格は米大統領選後に修正か

2016年11月4日 11:58

 日経平均は大幅に続落。245.90円安の16888.78円(出来高概算10億2000万株)で前場の取引を終えている。3日の米国市場ではNYダウが6日続落となった。経済指標は強弱まちまちだったが、8日の大統領選を巡る不透明感から、引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比130円安の16970円と17000円を下回ってきており、これにサヤ寄せする格好に。

 その後も米WSJ調査による最新世論調査ではアリゾナ、テキサスの2州でトランプ氏がクリントン氏を1ケタ台の差でリード。またジョージア州では、トランプ氏が45%、クリントン氏が44%で大接戦となっている。などとの報道もあり、一時16801.98円まで下げ幅を広げる場面をみせている。

 セクターでは非鉄金属、水産農林の2セクターが上昇。半面、保険、輸送用機器、医薬品、その他製品、電気機器、情報通信、銀行、食料品、精密機器、海運が軟調。東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が8割を占めている。規模別指数は大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの下落。

 米雇用統計に対する警戒感はなさそうだが、米大統領選に対する不透明感から、ポジション圧縮の動きが続いている。TOPIXは1.70%の下げとなり、日銀のETF買い入れに伴う需給が下支えとして意識されやすい。しかし、17000円に接近するような場面では、戻り待ちの売り等も控えていると考えられ、不安定な相場展開になりそうだ。

 個別では動意をみせている銘柄も散見されるが、限られた物色の中で、短期資金が集中しているようである。引けにかけてのポジションクローズの動きには注意しておきたい。イレギュラー的な価格形成もありそうだが、いずれにせよ、大統領選通過後の修正になりそうだ。
(村瀬智一)

<AK>

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