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【注目トピックス 日本株】DLE Research Memo(3):オリジナルキャラクターに加え、他社キャラクターのリプロデュースなども好調

2016年11月4日 16:15

(2)主なコンテンツ

■ディー・エル・イー<3686>のコンテンツは自社制作のオリジナルコンテンツ、他社原作のキャラクターをリプロデュース(DLE流にアレンジ)したコンテンツ、そして実写映画のコンテンツを持っており、それらのうち主要なものについて説明する。

a)オリジナルコンテンツ
1)秘密結社 鷹の爪
同社取締役のFROGMANこと小野亮(おのりょう)氏が制作している同社を代表するIPである。2006年にテレビ朝日<9409>系列で放送されたことを皮切りに、アニメ放送は7回、映画公開は第6弾を数えるなど数多くのリピート需要がある。加えて、各企業のセールスプロモーションや地方自治体でも活用されるなど、人気・活躍の場が続々と広がり、収益が右肩上がりで拡大している。

スーパーマンやバットマンなどで有名な「DCコミックス」とのコラボレーションも決定しており、今後のさらなる認知拡大が期待される。

2)パンパカパンツ
2008年に静岡放送との共同企画としてスタートしたキャラクターで、独特なキャラクターと歌とダンスが静岡県内で大ヒットした。その後、イオンシネマ(イオンエンターテイメント(株))のマナームービーで活用され全国区になり、さらに世界7ヶ国でLINEスタンプのダウンロード数が1位になるなど、世界的な人気キャラクターに成長している。

3)貝社員
2014年にTOHOシネマズ(株)との共同開発キャラクターとして誕生し、TOHOシネマズ(株)の幕間ムービーやセールスプロモーションでの活用を経て、2016年4月より日本テレビ系列朝の情報番組「ZIP!」でレギュラー放送され知名度が急上昇している。加えて、映画ゴーストバスターズや(株)サークルKサンクスなど、ナショナルクライアント(全国区のクライアント)とのタイアップなども行われ、セールスプロモーション展開が加速している。

朝の情報番組発のキャラクターとして他社では「ぐでたま」(サンリオ)などの成功事例があり、「貝社員」の今後の成長が期待される。

b)リプロデュース
おそ松さん
他社(studioぴえろ((株)ぴえろ))IPのTVアニメ「おそ松さん」を、同社子会社のちゅらっぷす(株)がゲーム化したものである。企画、開発、運営したスマートフォン向けゲームアプリ「おそ松さんのへそくりウォーズ~ニートの攻防~」が、アニメ原作の領域を超えたDLE流のデザイン力が評価され、iOS、Androidを合わせて200万ダウンロード突破※するなど人気を博している。

※いずれも同社2016年6月期決算説明資料より

また、他の他社IPについても累計発行部数2,100万部の人気コミック「GANTZ」のスマートフォン向けゲームアプリも開発中であるなど今後も人気IPをDLE流にアレンジしたゲームを多数生み出す準備が整っている。

c)実写映画プロデュース
同社は2016年6月期より実写映画のプロデュース事業に取り組んでいる。上映前からLINEスタンプ、アパレルブランドとのタイアップ、出版化など多面的展開を行った「ディストラクション・ベイビーズ」は、ヨーロッパを代表する国際映画祭「ロカルノ映画祭」で「新進監督コンペティション部門最優秀新進監督賞」を受賞し、2016年12月全国劇場公開する「古都」は文部科学省特別選定作品に選出されるなど好調な立ち上がりを見せている。

同社は映画館業界上位2社のイオンシネマとTOHOシネマズに幕間ムービーを提供するなど映画館とのつながりが深いことから、上映館数や期間などで他社に比べ優位性があり、2016年6月期のIPクリエイションの売上拡大にも貢献している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 内山 崇行)

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