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【注目トピックス 日本株】平山 Research Memo(5):製造業の業績回復を背景に業績回復トレンドへ転換

2016年11月4日 16:01

■平山<7781>の業績動向

(1)過去業績

リーマンショックを起因とする主要取引先の業績悪化とそれに伴う減産や契約解除などにより売上高は半減し、開示されている2010年6月期から2012年6月期までは底這い状況が続く格好となっていた。しかし、アベノミクスに伴う円安の進行により日本の製造業の業績回復が鮮明となったために、2013年6月期から売上高の拡大ペースが加速。また、経常利益についても、東日本大震災による電力不足の影響で、主要取引先の夏季生産予定を前倒ししたため、一時的に減益となった2012年6月期を除いて、売上高と同様に回復トレンドとなった。

上場直前期の2015年6月期連結業績は、売上高が前期比9.0%増の8,995百万円、営業利益は同18.5%増の378百万円、当期純利益は同6.3%増の193百万円となり、2ケタ増収・営業増益となった。これは、医療・医薬業界等の既存取引先の需要拡大、住宅関連企業等との新規取引開始に加えて、既存請負職場での現場改善・能率向上策・増員などを積極的に推進したことや、派遣から請負への請負化の向上を図ったことなどの成果が顕在化し、アウトソーシング事業が好調に推移したためだ。

財務状態を見ると、収益が回復トレンドへ転換したことにより純資産は順調に積み上がる傾向にあり2015年6月期末で1,507百万円となった。これらの結果、健全性を表す自己資本比率は2014年6月期の31.6%を底に2015年6月期は36.8%へ回復。一方、収益性を表すROEは2013年6月期以降2ケタ台へ回復し、2015年6月期は14.0%と2ケタの水準を維持している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 森本 展正 )

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