FiscoNews

【Miniトピック】米大統領選でリスクオフも世界経済のファンダメンタルズは堅調

2016年11月7日 8:02

先週は週を通じて、ヒラリー・クリントン候補の私用メール問題再燃により、ヒラリー候補とトランプ候補の支持率も再度拮抗することになり、世界の金融市場ではリスク回避の姿勢が強まった。
 確かに大統領選の行方は混沌としており、市場が神経質になっているのは、致し方ない面もある。ただ、目先のイベントとは別に、世界経済のファンダメンタルズは思った以上に堅調になってきた。
 米国の10月の雇用統計では、非農業部門雇用者数は前月比16万1000人増となり、市場予想の17万5000人増を若干下回ったものの、依然15万人を超えるペースで増加している。失業率も前月比0.1ポイント改善の4.9%、賃金の上昇率は7年ぶりの高水準となっている。
 景気減速が懸念されている中国も、10月の製造業購買担当者指数(PMI、政府版)は51.2となり、市場予想と前月の50.4を上回った。また、同月の財新製造業PMIは51.2となり、こちらも前月の50.1と市場予想の50.2を上回った。政府版、財新版ともに市場予想を上回る改善を示し、トレンドは上向きとなっている。
 欧州(ユーロ圏)の10月製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値も上方修正され53.5となり、2014年1月以来の高水準となっている。7-9月期GDP速報値は前期比0.3%増と堅調な推移となっている。
 米・中・ユーロ圏という世界の三大経済圏のファンダメンタルズは、世界の金融市場の状況とは逆に、どちらかと言うとかなり好調さを示している。
 確かに、米大統領選は重要ではあるが、ヒラリー・クリントンかドナルド・トランプのどちらかが大統領になることで、そこまで大きな差が出るのだろうか。醜聞合戦で政策の違いもあまり明瞭になっていない。
 現在は不透明さを嫌う金融市場の状況ということになるだろうが、ファンダメンタルズ対比でここまでのリスク回避の姿勢はやや行き過ぎな気がしないでもない。

<YU>

fisco

fx-induction-th

もう焦らない! 大荒れの米大統領選で実績を残したFX
大荒れとなった米国の大統領選。ヒラリー氏が若干の優勢と報道されていたにも関わらず、開票当日になるとトランプ氏が優勢となり、日経平均や為替相場は大混乱。しかし大統領選当日、あるFXサービスの利用者の90%が利益を上げていた!という情報を入手した。誰もが予想できなかった事態をもろともせず、利益を出したその方法とはいったい……<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が最適か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ
    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2016 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。