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【注目トピックス 日本株】パイプドHD Research Memo(8):定性的な目標は順調に進捗

2016年11月7日 16:22

■中期経営計画

(1) 現在の中期経営計画

パイプドHD<3919>では今期(2017年2月期)を最終年度とする中期経営計画(3ヶ年)を発表しており、現在の数値目標は上記のように売上高5,400百万円、営業利益1,000百万円となっている。この目標は、2014年2月期比では売上高は118%増、営業利益は148%増の水準であり、一般的な企業では高い水準と言えるが、同社のようなクラウド型の企業としては、売上高の伸びに比べて利益の伸び率が物足りないとも言える。

このように利益の伸び率がやや低調となった大きな要因は、次の成長に備えて積極的に人材投資を行い従業員を増やしてきたことと、M&Aや社内事業の分社化などによってグループ企業を増やしたことである。ただし、これらはいずれも次の成長に向けての先行投資であり、中期経営計画に沿ったものである。その点では、現在の中期経営計画は定量的にはやや物足りない結果となりそうだが、定性的な内容は十分に達成されたと言えるだろう。

(2) 次の中期経営計画

同社では現在、来期以降に向けて次の中計経営計画を策定中のようだ。記述のように現在の中期経営計画は人員の充実、グループ企業の整備に重点が置かれたが、次の計画ではこれらの先行投資の刈り取り(収益化)が目標となる。資金的にも、既に低金利を活かして1,500百万円の資金を調達済みであり、次のジャンプ(成長)への準備は整った。数値的にどのレベルが目標となるのか、次の中期経営計画が楽しみでもある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)

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