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【注目トピックス 日本株】タカショー <7590>—事業拡大、グローバル展開で今後の成長性に大いに期待

2016年11月8日 8:01

ラジオNIKKEIマーケットプレスの『フィスコ presents 注目企業分析』11月7日放送において、タカショー <7590>を取り上げている。主な内容は以下の通り。
(話し手:フィスコリサーチレポーター 三井 智映子)

Q、どういった会社でしょうか。
タカショー<7590>はガーデニング及びエクステリア商品の企画、製造、販売を主力としており、ガーデニング用品の取扱いでは国内最大級の規模を誇る企業です。
「やすらぎのある空間づくり」を基本コンセプトに、人工・天然の竹木製フェンスやガーデンファニチャー、緑化資材のほか、照明器具や池・滝・噴水なども手掛けています。

Q、詳しく教えてください。
タカショーは庭での暮らし方を提案する「ガーデンライフスタイルメーカー」として業容を拡大してきました。
国内のみならず、海外への販路拡大にも積極的であり、欧州、米国、アジア、オセアニアなどへの展開も同社の成長を後押ししています。
最近では、エクステリア分野(住宅の門扉やフェンス、カーポート等)のほか、レストランやホテル向けなど市場の大きなコントラクト分野(非住宅市場向けの建材・外装)へも参入するとともに、英国子会社の「ベジトラグ(株)」ブランドによるグローバル展開に向けた基盤づくりにも取り組んでおり、新たな成長軸が着実に立ち上がってきていると言えます。

Q、足元の業績はいかがでしょう。
足元の業績は芳しくありません。
2017年1月期第2四半期累計期間の連結業績は、売上高が前年同期比3.5%減の9,333百万円、営業利益が前年同期比8.3%減の481百万円、経常利益が前年同期比85.8%減の77百万円、四半期純利益が前年同期比95.1%減の15百万円と期初予想を下回る減収減益となりました。
タカショー単体及び国内子会社はおおむね順調に伸長したものの、為替相場(邦貨換算レート)の変動による影響を含めた海外子会社の落ち込みが業績の足を引っ張った形です。
とりわけ経常利益及び四半期純利益の減益幅が大きいのは、外貨建債権に対する為替差損の計上によるものとなっています。
一方、注力する製品群(エバーアートウッド関連商品やローボルトライトなど)はプロユース向けに順調に伸びているほか、海外展開においても、ベジトラグUSAが大手ホームセンターとの口座開設を進めており、タカショーの成長戦略は着実に進展していると言えます。

Q.今後の業績の見通しについてくわしく教えてください
2017年1月期の連結業績予想については、売上高が前期比1.6%減の17,570百万円、営業利益が前期比3.1%減の700百万円、経常利益が前期比58.0%減の251百万円、当期純利益が前期比52.3%減の115百万円を見込んでいます。
ただ、好調なプロユース向けや「ベジトラグ」ブランドによる米国展開が大きく伸長する想定に変更はありません。
また、今後の事業拡大に向けた基盤づくりについても、中国生産拠点の増強のほか、国内工場の増設やショールーム展開など積極投資を継続していく方針に変わりはありません。
弊社では、過去5年間にわたって積極的な先行投資を行ってきた同社のこれからの成長性に注目しています。
特に、順調に軌道に乗ってきたエクステリア分野に加えて、新たに参入したコントラクト分野における案件の広がりや「ベジトラグ」ブランドによるグローバル展開など、今後の成長に向けた基盤づくりが形になってきています。
また、最近では、プロユース(エクステリア分野)向けに対する海外からの引き合いも増加しており、新たな成長軸として期待ができそうです。

Q.他、今後の動きで注目する点はありますか?
同社のコンセプトである「5th Room」(庭をリビング、ダイニング、キッチン、ベッドルームに次ぐ5番目の部屋とする)に共感するメーカーや卸、設計事務所、施工業者との連携強化を図るとともに、現場に合ったものを必要な分だけ一括で供給できる体制など、現場の価値を高める仕組みを構築することで、トータルビジネスを推進し、他社との差別化を図っていく考えです。
さらに近代化ビジネスにも積極的で、「庭からできる省エネ・節電」と銘打って「スマートリビングガーデン」を提唱していています。その一環として、LEDのイルミネーション、ソーラーライト、ローボルトライトなど、自然エネルギーの利用や省エネタイプの商品開発を通じて、庭でできる省エネ・節電をテーマに庭からのエコを提案しています。
最近では、ハウスメーカーが注力している健康住宅や、注目が集まっている庭園療法(ガーデンセラピー)などのライフサポート分野へも積極的に取り組んでいて、今年4月には新たに設立された日本ガーデンセラピー協会にも参画しました。
また今年7月には、ガーデンエクステリアのIoTラインナップである「GEMS」のコンセプトケースを発表しました。「GEMS」は、同社が展開するガーデンライフスタイルにIoTテクノロジーを融合することで、より快適で楽しい屋外空間を演出するもので、IT専門大学である会津大学、及び同大学認定のベンチャー企業である(株)会津ラボとの連携により取り組んでいます。
今後ライフスタイルの変化に伴う需要の伸びに加えて、新しい領域への可能性も高まるなかで、タカショー自らが市場を創造・育成していく活動が成功のカギを握ると考えられます。

Q.配当性向はどうですか
タカショーは、配当方針として配当性向30%を目標としていますが、17年1月期は1株当たり6円を計画しています。
今期は為替相場の影響などによる大幅な減益により一旦減配となるものの、特殊要因の解消(為替差損の計上等)により来期以降の配当水準の回復はもちろん、積極的な海外展開や新たな市場の創造など、これまでの先行投資の効果が同社成長を加速する可能性が高いものとみており、中期的にも利益成長に伴う増配の余地は十分にあると期待しています。

ラジオNIKKEI マーケットプレス
『フィスコ presents 注目企業分析』毎週月・木曜14:30~14:45放送


<TN>

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