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【本日の注目個別銘柄】ニチアス、サンケン、グリコなど

2016年11月8日 16:24

<6315> TOWA 1226 +73大幅続伸。クレディ・スイス証券(CS)では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を1580円としている。指紋認証センサ向けのSiPでの投資が牽引し、17年3月期第1四半期受注高は83億円で前年同期比46%増と過去最高水準となっている。通期営業利益は会社計画の21億円を大幅に上回る44億円、前期比127%増を予想しているようだ。一段の業績拡大に伴う株価の上値追いを想定と。

<7201> 日産 1035.5 +6.5堅調。前日に7-9月期の決算を発表している。営業利益は1639億円で前年同期比18.6%減益、ほぼ市場コンセンサス線上での着地となっている。通期予想据置もサプライズは限定的。国内軽自動車の販売減少を海外販売の好調がカバーする格好になっている。円高の影響が懸念された決算発表を通過したほか、円相場の先安感などもあり、安心感が先行する状況とみられる。

<7731> ニコン 1647 +21堅調。国内従業員の1割に当たる1000人規模の人員削減を実施するとの報道が伝わっている。半導体製造装置事業やカメラ事業を中心に実施、医療機器などの新事業に経営資源を振り向けるもようだ。事業の選択と集中の推進、リストラによる収益回復期待を高める動きが優勢に。ただ、本日決算発表を控えているほか、方向性は想定線との見方もあり、ポジティブな反応も限定的に。

<6444> サンデンHD 293 -25急落。前日に4-9月期の決算を発表、営業損益は9.6億円の赤字となり、前年同期比では32億円の損益悪化となっている。通期予想は従来の75億円から50億円に下方修正している。流通システム事業の販売減少、為替の円高などが背景。年間配当金は従来予想の15円から無配に引き下げ。通期予想の下方修正幅は小幅にとどまった印象だが、下振れ懸念は拭えないとの見方にも。

<9984> ソフトバンクG 6445 +81続伸。前日に4-9月期の決算を発表、7-9月期営業利益は前年同期比7%増の3347億円となり、市場コンセンサスを400億円程度上回っている。ただ、スプリントの上振れを考慮すればサプライズは限定的といえよう。決算では、国内通信事業の堅調推移などポジティブと捉えられている。ほか、全体地合いの改善に加えて、大規模ファンド事業への期待感などがプラス材料視されている。

<5393> ニチアス 1057 +130急伸。前日に発表の決算が好感されている。営業利益は88.8億円で前年同期比32%増益、従来予想の71億円を上振れているほか、4-6月期比で増益率も拡大へ。また、通期予想は155億円から173億円に増額修正、高機能製品や建材などが業績上振れのけん引役に。年間配当金も従来予想から引き上げている。想定以上の好決算をストレートに評価の動きとなっている。

<6707> サンケン 396 +40大幅続伸で一時上昇率トップ。前日に発表した4-9月期決算がポジティブなインパクトにつながる。営業利益は21.6億円で前年同期比26%減益、従来予想の18億円を上回る着地になっている。第1四半期の収益水準が低かったこともあり、上振れ決算が素直に評価されている。PSや国内デバイス部門が低調な一方、米アレグロが想定以上に好調で今後も全体業績をけん引するとの見方になっている。

<2206> グリコ 5280 -550大幅続落。前日に4-9月期の決算を発表している。営業利益は164億円で前年同期比30.4%増益、従来予想の127億円を大きく上回る着地に。また、通期予想は200億円から225億円に上方修正している。ただ、第1四半期は同36.6%増益であり、上半期の上振れ着地は想定線。通期上方修正値は市場予想に未達となっている。中国事業の減速などもマイナス視。

<XH>

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