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【注目トピックス 市況・概況】8日の米国市場ダイジェスト:ダウは73ドル高、クリントン候補が優勢との見方が強まる(更新)

2016年11月9日 8:45


■NY株式:ダウは73ドル高、クリントン候補が優勢との見方が強まる

NYダウ       ナスダック
終値 :18332.74  終値 :5193.49
前日比:+73.14    前日比:+27.32
始値 :18251.38  始値 :5155.00
高値 :18400.50  高値 :5214.17
安値 :18200.75  安値 :5145.30

8日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は73.14ドル高の18332.74、ナスダックは27.32ポイント高の5193.49で取引を終了した。前日の株価上昇を受けた利益確定の売りが広がったほか、主要企業決算が嫌気され売りが先行。本日、投開票が行われる米大統領選でクリントン氏が勝利するとの観測が強まると、安心感から買い戻しが入り、緩やかに上昇した。セクター別では、食品・飲料・タバコや家庭用品・パーソナル用品が上昇する一方で食品・生活必需品小売や自動車・自動車部品が下落した。

製薬のバリアント・ファーマシューティカルズ(VRX)や、薬剤給付管理会社のCVSヘルス(CVS)は通期見通しを引き下げ、大幅下落。レンタカーのハーツ・グローバル(HTZ)は決算内容が嫌気され、急落した。一方で、旅行予約サイトのプライスライン(PCLN)は決算内容が好感され、上昇した。

本日、シカゴ連銀総裁は労働市場や個人消費の堅調さを認める一方で、インフレ目標の達成には弱気な見通しを示した。

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■NY為替:クリントン氏勝利への期待でドル続伸

8日のニューヨーク外為市場でドル・円は、104円57銭から105円19銭まで上昇し、105円18銭で引けた。米国大統領選挙でオバマ政権の主要政策を引き継ぐと見られるクリントン氏優が優勢との見方からドル買い安心感が広がり、リスク選好の円売りが観測された。また、米12月利上げを想定して長期債などの利回り水準が上昇しており、日米の長期金利差の拡大を意識したドル買い・円売りも観測された。

ユーロ・ドルは、1.1055ドルから1.1009ドルまで下落し、1.1028ドルで引けた。欧米金利差の拡大にユーロ売り・ドル買いは継続した。ユーロ・円は、米ドル高・円安の進行につれて115円54銭から116円01銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2361ドルまで下落後、1.2416ドルへ上昇した。ドル・スイスは、0.9743フランまで下落後、0.9790フランへ上昇した。安全通貨としてのフラン買い・ドル売りは後退した。


■NY原油:小幅続伸で44.98ドル、米大統領選挙の投開票開始で小動き

NY原油は小幅続伸(NYMEX原油12月限終値:44.98↑0.09)。高値は3時00分の45.39ドル、安値は23時44分の44.41ドル。石油輸出機構(OPEC)は、北米のシェールオイルの生産回復の遅れが影響して、18年以降は増産が必要になるとの見解を示したほか、今後5年間の中期的な世界の原油需要の見通しを上方修正した。ただ、米大統領選挙の投開票がスタートしたことから、積極的な売買は手控えられた。

日足チャートでは、200日移動平均線(43.3ドル水準)まで下落しているが、この水準で下げ止まっている。米大統領選挙に関しては、市場はクリントン氏優勢と見ており、時間外取引での急落などは回避されるとの見方。


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  17.00ドル -0.01ドル(-0.06%)
モルガン・スタンレー(MS) 34.10ドル +0.10ドル(+0.29%)
ゴールドマン・サックス(GS)181.94ドル +0.46ドル(+0.25%)
インテル(INTC)      34.74ドル +0.05ドル(+0.14%)
アップル(AAPL)      111.06ドル +0.65ドル(+0.59%)
アルファベット(GOOG)   811.98ドル +9.95ドル(+1.24%)
フェイスブック(FB)    124.22ドル +2.07ドル(+1.69%)
キャタピラー(CAT)     84.68ドル +0.93ドル(+1.11%)
アルコア(AA)       26.40ドル +1.32ドル(+5.26%)
ウォルマート(WMT)     69.74ドル -0.04ドル(-0.06%)
スプリント(S)       6.27ドル +0.09ドル(+1.46%)

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