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【オープニングコメント】トランプ物色強まり、日経平均は4月戻り高値捉えるか

2016年11月11日 8:55

 11日の日本株市場は買い先行から、日経平均は4月戻り高値を意識したトレンド形成になりそうだ。10日の米国市場ではNYダウが大幅続伸で最高値を更新。トランプ政権での経済政策に対する期待感から買いが強まっていた。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の17495円と大幅に続伸し、円相場は1ドル106円台後半での円安傾向をみせている。

 この流れを受けて昨日同様、幅広い銘柄が買われる格好となり、日経平均は戻り高値をクリアし、4月高値水準を意識することになろう。ただし、決算発表が後半のヤマ場を迎えており、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいだろう。そのため、指値の薄い中を、インデックスに絡んだ売買に振られやすいと考えられる。また、急ピッチの上昇に対する過熱警戒感も意識されやすいと考えられる。

 もっとも、トランプ政権に対しては現時点で先行きが見えないところはあるが、政策に対する恩恵を受けるであろうセクターや銘柄への物色もみられている。トランプ氏はドッド・フランク法(金融規制改革法)を廃止すると発言している。同法は金融機関のリスクを取る能力を阻害し自由度を奪っているとしており、金融セクターへの物色等が引き続き注目されやすい。

 米国では報道機関のみならず野党も、新政権の最初の100日間は批判や性急な評価を避ける紳士協定がある。市場も緩やかな上昇が見込まれるなか、関連銘柄を探る流れが強まりそうである。

<AK>

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