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【ランチタイムコメント】日経平均は続伸、やや買い疲れ感も先高期待は高まりやすい

2016年11月11日 12:21

 日経平均は続伸。49.30円高の17393.72円(出来高概算18億6000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場ではNYダウが大幅続伸で最高値を更新。トランプ政権での経済政策に対する期待感から買いが強まっていた。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の17495円と大幅に続伸し、円相場は1ドル106円台後半での円安傾向をみせていた。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から17500円を回復して始まった日経平均は、一時17621.73円と、2月以来の水準を回復した。

 その後は利益確定の流れから上げ幅を縮めてきており、前引け段階では17400円を下回っている。東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数では大型株指数のみが上昇。セクターでは保険、銀行、証券、非鉄金属、海運、石油石炭、鉄鋼、その他金融、ガラス土石、機械が上昇。半面、水産農林、食料品、情報通信、その他製品、小売が下落。

 トランプ物色が波及する格好から金融セクターが引き続き強い値動きをみせており、先高期待が高まっている。日経平均は2月以来の高値を更新した後は、上げ幅を縮めているが、前日には今年最大の上げ幅を記録していたこともあり、利益確定は出やすいところ。また、決算発表は後半戦のヤマ場となるなか、模様眺めムードも強まりやすいところである。

 日経平均は週足の一目均衡表では雲上限の17910円辺りが射程として意識されてきている。週明け以降はトランプ次期大統領の政策等を睨みながらの展開になりそうだが、安倍首相との会談も早期に行われる予定のなか、先高期待は高まりやすい。決算もピークを通過してくるため、足元の乱高下の影響を受けた銘柄などには、見直しの流れも意識されてくるだろう。
(村瀬智一)

<AK>

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