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【ランチタイムコメント】日経平均は大幅続伸、4月戻り高値クリア、達成感よりも先高感が強い

2016年11月14日 12:03

 日経平均は大幅に続伸。266.05円高の17640.84円(出来高概算13億株)で前場の取引を終えた。11日の米国市場ではトランプ物色がやや一巡したほか、原油安が嫌気されたものの、NYダウは5日続伸となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円高の17420円、円相場は1ドル106円台後半で推移。米株高や円安の流れを受けて、シカゴ先物を上回ってのスタートとなると、その後も上げ幅を拡大させており、4月の戻り高値を突破し2月以来の水準を捉えてきている。

 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割を占めている。規模別指数では大型、中型、小型株指数いずれも2ケタの上昇。セクターでは海運、証券、鉱業、パルプ紙、鉄鋼、不動産、保険、ゴム製品、その他金融、電気機器が強い。一方で医薬品が小幅ながら唯一下げている。

 日経平均は4月戻り高値を突破してきている。一先ず同水準での攻防が続きそうだが、依然として達成感よりも先高感が強く、売り方の買い戻しなども入りやすい。海外勢のリスク選好の流れも強まりやすく、押し目買い意欲の強さが意識されそうだ。また、今週は17日に安倍首相とトランプ次期大統領との会談が予定されている。日米同盟に対する米国の関与を再確認する方針であるが、正式な大統領就任前の会談は異例であり、日米同盟に対する米国の関与を再確認するとともに、政策期待が高まりやすいだろう。

 トランプ氏の選挙戦における発言等から日本バッシングが気掛かりではあったが、大統領選勝利後のトランプ氏アドバイザーによると「日本の不安を払しょくしたい」とも伝えられており、過度な警戒感は後退することになりそうだ。押し目買い意欲の強さが意識されそうである。
(村瀬智一)

<AK>

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