FiscoNews

【本日の注目個別銘柄】上組、三菱UFJ、電通など

2016年11月15日 16:25

<6871> マイクロニクス 1030 -114大幅反落。前日に発表した決算内容が嫌気されている。前9月期営業利益は16億円で前期比74%減益、10月21日に下方修正した水準での着地となっている。一方、今9月期は20億円で同25%増益の見通し。増益転換予想ではあるものの、市場予想は10億円超下回る水準であり、回復力の鈍さをネガティブ視する動きが優勢に。自己株式の取得を発表しているものの、好感する動きは限定的。

<4310> DI 2381 -381急落。ZMPの上場が正式に発表された。12月19日にマザーズ市場で新規上場する。自動運転車普及のカギを握る企業とも位置づけられており、市場の事前期待は非常に高かった銘柄である。同社もZMPの保有企業の一角としてここまで注目度を高めてきた。ただ、明らかになった保有比率は0.65%に過ぎず、事前評価と比べてメリット期待が低下する方向に。

<9364> 上組 973 +61大幅反発。本日の早朝、MSCIのリバランスが発表されている。日本株では、新規採用が5銘柄、除外が5銘柄となっているが、ほぼ事前予想どおりの結果になっている。こうしたなか、除外の可能性もあるとされていた同社には、需給面での安心感が先行する形になっているもよう。仮に除外された場合は、8.5日分の売りインパクトとみられていた。

<8830> 住友不動産 3018 +83.5大幅続伸。前日に4-9月期の決算を発表している。営業利益は975億円で前年同期比15%増益、通期予想は従来の1780億円から1850億円に上方修正している。4-9月期実績値は先の観測報道数値もやや上回る着地となっている。上方修正された通期予想は市場コンセンサスも上回る水準でポジティブ視する動きが優勢に。賃貸事業が上振れをけん引する形になっている。

<8306> 三菱UFJ 643 +26買い先行。足元では、トランプ次期米大統領の政策期待を映した米長期金利の上昇、米金融機関への規制緩和への思惑などを背景に強い動きが目立っていたが、本日も、米金融株の一段の上昇、昨日発表した決算内容がポジティブ視されて続伸の動きに。
7-9月期純利益は3016億円で前年同期比6%減益となったが、市場予想は500億円以上上回る着地に。また、上限1000億円の自社株買いも発表。

<4845> フュージョン 1004 +93大幅続伸。前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。IFRSベースでの営業利益は30億円で前年同期比17.5倍の水準となっており、通期予想は37億円から40億円に上方修正している。ソフトブレーン連結化に伴う段階取得に係る差益26.3億円の計上が大幅増益の背景だが、その影響を除いたNon-GAAPベースでの営業利益も、同2.1倍と大幅な拡大に。

<4324> 電通 5220 -340大幅反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は840億円で前年同期比22%
減益となっている。通期計画に対しては順調推移と見られるものの、市場予想は40億円程度下回ったものとみられ、ネガティブ視する動きが優勢に。国内事業の収益性改善は想定以上であったものの、海外事業の成長力鈍化などが想定比下振れの主因で、今後の警戒材料とされる形にも。

<6798> SMK 429 +11続伸。家庭にある家電製品を「IoT」機器にできるアダプターを開発したと報じられている。家電とネットの接続を中継して、家電を制御できる形に信号を変換するもよう。ネット接続機器を備えていない機器にも使えるのが強みのようだ。「IoT」のテーマ性は依然として強く、期待感や関心が高まる展開にもなっているとみられる。

<XH>

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