FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】16日の米国市場ダイジェスト:ダウは54ドル安、「トランプ銘柄」に利益確定の売り

2016年11月17日 7:46


■NY株式:ダウは54ドル安、「トランプ銘柄」に利益確定の売り

NYダウ       ナスダック
終値 :18868.14  終値 :5294.58
前日比:-54.92    前日比:+18.96
始値 :18909.85  始値 :5253.74
高値 :18909.85  高値 :5299.63
安値 :18825.89  安値 :5251.88

16日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は54.92ドル安の18868.14、ナスダックは18.96ポイント高の5294.58で取引を終了した。昨日に引き続き「トランプ銘柄」に利益確定の売りが先行。10月生産者物価指数(PPI)や鉱工業生産が予想を下振れたほか、為替相場でドル高が進行したことが嫌気される一方で、ハイテク・セクターへの買い戻しが広がり、小動きとなった。セクター別では、テクノロジー・ハード・機器や電気通信サービスが上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。

半導体のエヌビディア(NVDA)は複数アナリストによる目標株価引き上げを受け、上昇。ディスカウントストアのターゲット(TGT)は通期の利益見通しを引き上げ、堅調推移となり、同業のTJX(TJX)も決算内容が予想を上振れ、買われた。携帯端末のアップル(AAPL)はスマートメガネの開発検討が報じられ、上昇。一方で、税務サービスのH&Rブロック(HRB)はモルガンスタンレーによる投資判断引き下げを受け、下落。ホームセンターのロウズ(LOW)は決算内容が嫌気され、軟調推移となった。

ソフトウェアのマイクロソフト(MSFT)は、ビジネス向けSNSのリンクトイン(LNKD)の買収を巡って顧客管理ソフトなどのセールス・フォース(CRM)が、欧州連合(EU)に対し調査を要請している問題で、当局に対して譲歩案を提出したことが好感され、買われた。

Horiko Capital Management LLC


■NY為替:ドル弱含み、インフレ関連指標は予想を下回る

16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、109円63銭から109円05銭まで下落し、109円08銭で引けた。米セントルイス連銀のブラード総裁がトランプ次期政権による歳出拡大が中期的に成長を押し上げる可能性に言及したため、ドル買いが一段と強まる場面がった。しかしながら、NY時間の朝方に後発表された米国の10月生産者物価指数(PPI)、鉱工業生産指数が市場予想を下回ったため、米長期金利はやや低下し、リスク選好的なドル買いは後退した。

ユーロ・ドルは、1.0723ドルから1.0666ドルへ下落し、1.0692ドルで引けた。欧米金利差の拡大観測にユーロ売り・ドル買いが継続。ユーロ・円は、117円28銭から116円52銭まで下落した。ポンド・ドルは、1.2473ドルから1.2415ドルへ下落。ドル・スイスは、1.0058フランまで上昇後、1.0004フランまで反落した。


■NY原油:反落で45.57ドル、在庫増加を嫌気もOPEC総会への期待感が下支えに

NY原油は反落(NYMEX原油12月限終値:45.57↓0.24)。高値は0時43分の46.41ドル、安値は0時30分の45.05ドル。米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の在庫統計で、11日時点の原油在庫が市場予想を上回るペースで増加した。ガソリンなど石油製品の在庫も総じて前週比で増加したことで需給面の緩みが嫌気された。

一方、ロシアのノバク・エネルギー相が石油輸出国機構(OPEC)による「いかなる決定も支持する」とコメントしたと伝わったことで、OPEC総会への減産合意期待が下支えとなった。

日足チャートでは、200日移動平均線(43.6ドル水準)からの反発で、100日移動平均線(46.1ドル水準)まで値を戻している。月末のOPEC総会に向けては、産油国関係者のコメントなどに振らされやすい状況が続くとの見方。

(先物OPアナリスト 田代昌之)


■主要米国企業の終値

銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)

バンクオブアメリカ(BAC)  19.75ドル -0.41ドル(-2.03%)
モルガン・スタンレー(MS) 39.19ドル -0.81ドル(-2.03%)
ゴールドマン・サックス(GS)206.26ドル -4.93ドル(-2.33%)
インテル(INTC)      34.84ドル -0.07ドル(-0.20%)
アップル(AAPL)      109.99ドル +2.88ドル(+2.69%)
アルファベット(GOOG)   779.98ドル +4.82ドル(+0.62%)
フェイスブック(FB)    116.34ドル -0.86ドル(-0.73%)
キャタピラー(CAT)     93.35ドル -1.09ドル(-1.14%)
アルコア(AA)       31.42ドル +1.21ドル(+4.01%)
ウォルマート(WMT)     71.39ドル -0.02ドル(-0.04%)
スプリント(S)       7.68ドル -0.06ドル(-0.78%)

<NO>

fisco

fx-induction-th

もう焦らない! 大荒れの米大統領選で実績を残したFX
大荒れとなった米国の大統領選。ヒラリー氏が若干の優勢と報道されていたにも関わらず、開票当日になるとトランプ氏が優勢となり、日経平均や為替相場は大混乱。しかし大統領選当日、あるFXサービスの利用者の90%が利益を上げていた!という情報を入手した。誰もが予想できなかった事態をもろともせず、利益を出したその方法とはいったい……<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が最適か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ
    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2016 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。