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【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し:ドル・円は小じっかりの展開か、トランプ相場継続

2016年11月21日 17:28


今日の欧米市場では、ドル・円は小じっかりの値動きを予想したい。ドル売り材料が乏しいとの市場関係者の見方が広がり、米大統領選後の「トランプ相場」は目先も継続が見込まれているためだ。

週明け21日のアジア市場では、ドル・円は前週から続く米連邦準備制度理事会(FRB)の12月利上げ観測を背景としたドル買い・円売りの流れを受け、一時5月以来となる111円19銭まで上昇している。11月8日の大統領選後、日本時間9日午後に101円20銭から反発し、2週間も経たずにほぼ10円も上げた。

この間に注目された17日のイエレン米FRB議長の議会証言では、12月利上げの可能性が示唆され、米国の長期金利の大幅上昇がけん制されなかったこともあり、10年債利回りの上昇が継続し、ドルを押し上げている。また、トランプ次期大統領が選挙戦で批判していたドル高政策に対しては現時点で言及がみられず、ある外為ディーラーは「ドルには売る材料がないから買っている」と指摘している。

一方、ドル高が進行するなか、原油価格が持ち直しており、株高でリスク志向的なムードが広がり、円売りになりやすい状況もドル・円の上昇につながっている。今晩は22時からのフィッシャー米FRB副議長の講演が材料となる。


【今日の欧米市場の予定】
・22:00 フィッシャー米FRB副議長講演(米国経済)
・22:30 米・10月シカゴ連銀全米活動指数(予想:0.00、9月:-0.14)
・01:00 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が欧州議会で演説(ECB年次報告)
・03:00 米財務省2年債入札(260億ドル)


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