FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】後場に注目すべき3つのポイント~地震の影響も18000円処での底堅い値動き

2016年11月22日 12:24


22日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

・地震の影響も18000円処での底堅い値動き
・ドル・円は110円82銭付近、ドル・円は下げ渋り、地震・津波への警戒一服
・キーエンス、ブリヂストンなど12社の目標株価変更


■地震の影響も18000円処での底堅い値動き


日経平均は小動き。6.41円高の18112.43円(出来高概算10億1000万株)で前場の取引を終えた。早朝に福島県沖でM7.3の地震が発生したことを受けて、外国為替市場で円安が一服するなか、利益確定の売りが先行した。ただし、津波が発生したほか、福島第二原発で冷却ポンプが一時停止など伝えられたが、大きな被害はなかったことから、その後は前日終値を挟んでの底堅い相場展開となった。

東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。規模別指数は小幅ながらも大型、中型、小型株指数いずれも上昇。セクターでは原油相場の上昇を受けて、石油石炭、鉱業が上昇。情報通信、非鉄金属、鉄鋼、水産農林、小売、パルプ紙、食料品がしっかり。半面、海運、輸送用機器、金属、証券、電気機器、ゴム製品が一服。

地震の影響が警戒されたが、一先ず落ち着いている。ただ、今後M7クラスの地震が起きる可能性や祝日前であること、その次の日は米感謝祭となるなか午後の商いは膨らみづらいであろう。比較的中小型株が堅調となっており、個人主体の短期的な値幅取り狙いの商いが活発のようである。

日経平均は18000円処での底堅さが意識される。また、トランプ次期米大統領は就任初日にTPPからの撤退の意思の通知を公表すると述べたと報じられている。ただ、この影響もみられておらず、参加者が限られていることが窺える。午後もこう着感の強い相場展開が続くことになりそうだ。


(株式部長・アナリスト 村瀬智一)



■ドル・円は110円82銭付近、ドル・円は下げ渋り、地震・津波への警戒一服


22日午前の東京外為市場では、ドル・円は下げ渋り。朝方に福島県沖を震源とした地震や津波への警戒からリスク回避の動きがみられたが、昼前には一巡した。

ドル・円は、今朝6時ごろ発生した地震の影響でリスク回避的なドル売り・円買いが強まり110円90銭から徐々に値を下げ、津波への警戒もあって一時110円27銭まで値を切り下げた。その後、地震による影響は徐々に後退し、ドル売り・円買いは一巡。

ランチタイムの日経平均先物はプラス圏での推移が続いており、目先はドルの買戻しが続きそうだ。日経平均株価の反転や米金利先高観は後退していないことから、ドルは目先111円付近まで値を戻す可能性はあろう。

ただ、具体的なドル買い材料が乏しいため、上昇は限定的だろう。トランプ米次期大統領が環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱する方向を模索していることも、ドル買いを弱めそうだ。

ここまでのドル・円の取引レンジは110円27銭から110円90銭、ユーロ・円は117円39銭から117円90銭、ユーロ・ドルは1.0624ドルから1.0650ドルで推移した。

12時23分時点のドル・円は110円82銭、ユーロ・円は117円77銭、ポンド・円は138円45銭、豪ドル・円は81円91銭で推移している。


(為替・債券アナリスト 吉池威)



■後場のチェック銘柄


・キーエンス<6861>、ブリヂストン<5108>など12社の目標株価変更

・ネットイヤー<3622>、コラボス<3908>、日本サード<2488>など6社がストップ高

※一時ストップ高(気配値)を含みます

・菅官房長官
「トランプ次期大統領のTPP撤退発言、コメントは差し控えたい」

・黒田日銀総裁
「景気は貴重としては穏やかな回復を続けている」

・スウェーデン中銀第1副総裁
「国債買い入れは限界に近い」



☆後場の注目スケジュール☆


<国内>
・特になし


<海外>
・特になし

<WA>

fisco

fx-induction-th

もう焦らない! 大荒れの米大統領選で実績を残したFX
大荒れとなった米国の大統領選。ヒラリー氏が若干の優勢と報道されていたにも関わらず、開票当日になるとトランプ氏が優勢となり、日経平均や為替相場は大混乱。しかし大統領選当日、あるFXサービスの利用者の90%が利益を上げていた!という情報を入手した。誰もが予想できなかった事態をもろともせず、利益を出したその方法とはいったい……<続きを読む>

eth-induction-th

トルコリラが金利8%に。魅惑のFXスワップ投資とは
トルコが2年半ぶりに利上げ。FXスワップ投資を始めるなら今が好機か?スワップ投資のメリットと注意点、スワップ投資に最適なFX会社について、マネーポストWEB編集部が検証する。<続きを読む>
  • 2016年に100万円以上の実績も FXは自動で取引してくれる「フルオート」が最適か
  • 話題のロボアドバイザー 投資未経験者や初心者になぜオススメか?
  • 2017年新春号(2016年12月1日発売号)

    大特集は〈2017年の大本命株ベスト35〉。ここからが本番のトランプ相場。「株高新時代」で大化け期待の個別株を藤井英敏氏、戸松信博氏らがランキング形式で紹介。さらに橘玲氏、森永卓郎氏らレギュラー連載陣が独自の視点からトランプ大統領誕生の影響を読み解く。定価620円。お早めにお求めください。

    当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

    水上紀行ニュースフラッシュ
    小学館雑誌定期購読小学館のプライバシーステートメント問い合わせ広告掲載について

    © Shogakukan Inc. 2016 . All rights reserved. No reproduction or republication without written permission. 掲載の記事・写真・イラスト等のすべてのコンテンツの無断複写・転載を禁じます。