家計

エアコンはコスパ良いが暖房使用時は冷房時の3倍の電気代

 エアコンの消費電力が低いのは、他の暖房器具に比べて熱量を生み出す効率がいいから。通常、電気暖房器具は「消費電力のW数=熱量」だが、エアコンは「W数×5~6倍」の熱量を出せるという。

 エアコンは苦手だからと電気ストーブを使う人も多いが、1日で400円以上も電気代が余計にかかっているかもしれないことを知っておこう。

設定温度を1℃下げて708円の節約に

 コスパに優れたエアコンだが、それでも暖房使用時は冷房の3倍の電気代がかかる。

「夏は外気が35℃の時に室内を25℃に下げても10℃差ですが、外気0~5℃の冬に室内を25℃に上げようとすると20℃以上の差があります。どうしても冬の方が熱量がかかるんです」(戸井田さん)

 節約するには、エアコンの設定温度を低くするのがいちばんだ。設定温度を1℃下げると電気代が約5%安くなるといわれている。月4380円なら、1℃下げれば月219円、この冬で708円の節約になる。

 でも、だからといって寒いのをガマンするのはイヤ! 設定温度を下げつつ暖かさをキープするにはどうすればいいのか。

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