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【ランチタイムコメント】日経平均は続伸、メガバンク一服で心理的な手掛けづらさも

2016年11月24日 12:06

 日経平均は6営業日続伸。175.91円高の18338.85円(出来高概算12億9000万株)で前場の取引を終えた。米国市場ではNYダウが連日で最高値を更新し、初の19000ドルに乗せている。トランプ次期米大統領が掲げる減税や財政支出拡大で、政策期待が高まっているほか、予想を上回る経済指標を受けた米経済に対する安心感も高まっている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比235円高の18425円、外国為替市場ではドル円が1ドル112円台半ばで推移するなか、買い先行で始まった。

 ただし、米国市場は感謝祭の祝日で休場となるなか、海外勢のフローが限られていることもあり、寄付き後はこう着感の強い相場展開に。日経平均は寄付き直後に本日の高値をつけ、その後は60円程度の狭いレンジ取引が続いている。セクターでは鉄鋼が上昇率トップのほか、輸送用機器、ゴム製品、不動産、証券が堅調。一方で、医薬品が下落率トップ。石油石炭、銀行、化学、鉱業が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、過半数を占めている。

 日経平均は円安を手掛かりに買いが先行したが、シカゴ先物には届かず。メガバンクなどは買い先行後に利食いに押されるなど、手掛けづらさが意識される。自動車や鉄鋼などは強い動きをみせており、短期資金なども誘い込みやすいだろう。ただし、メガバンクが一服をみせているため、心理的には手掛けづらさが窺える。米国市場が休場となるため想定内の動きではあろうが、短期資金は中小型株にシフトしやすいだろう。
(村瀬智一)

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