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【Miniトピック】米国ダウは「史上最高値」更新、日経は年初来高値更新

2016年11月28日 8:05

先週は米国株式市場でダウ指数が「史上最高値」を更新、日経平均株価も米国に連動するように年初来高値を更新した。
 このような状況になっているのは、米大統領選前はトランプ氏が大統領になることは「トランプ・リスク」と呼ばれリスク回避の原因になっていたものが、大統領選後は一転、次期トランプ大統領が実施するであろう政策に期待が集まり、「トランプ・ラリー」が巻き起こっていることが一因であることは確かだ。
 しかし、「史上最高値」や「年初来高値」まで上昇しているのはそれだけが原因ではない。世界経済のファンダメンタルズは思った以上に堅調であるということが背景にある。米国は各種指標が良好で12月の利上げがほぼ確実視されている。さらに利上げが加速する可能性も指摘されるほどだ。その他、中国や欧州の経済指標も現時点ではやや回復基調を示している。
 今年の株式市場は年初から中国ショックや、ブレグジット(英国のEU離脱)、とどめに米大統領選と何度もショックに見舞われ、その度に世界経済が崩壊するかのような言説も飛び交ったが、ファンダメンタルズには結局のところ大きな影響はなかったといえよう。
 今回のトランプ当選時にもドル円100円割れ、日経平均株価15000円割れを予想するアナリスト等も多かったが、結果的に上記の株価暴落時は絶好の買い場だったと言うことができる。
 今後も様々な「◯◯ショック」や「◯◯リスク」が派手な見出しとともに取り沙汰されるであろうが、当然ながら世界経済のファンダメンタルズに本当に(即時かつ重大な)影響を与えるものなのかよく見極めることが必要である。

<YU>

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