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金融危機だからこそCFDが人気の秘密
西堀
CFDはイギリスから始まり、もともとは機関投資家がもっぱら活用していたツールでしたが、これが2000年代に入ってから個人投資家にも使われ始め、全世界的に広まってきました。その理由は何でしょうか?
立松
想像と私見ですが、「金融の大衆化」が背景にあるのではないでしょうか。これにインターネットの起こしている「大衆化」がピッタリはまってきたと。10年後に振り返れば、そう分析されるだろうと思います。
西堀
日本を含め、世界的にCFDはどの程度、発展していくと思われますか?
立松
CFDは、原資産市場に連動する動きを投資家に狙っていただく仕組みなので、理論的には、原資産市場と同じように発展していくはずです。各国によって金融事情は違いますが、CFDはグローバルな投資機会がありますので、十分浸透していけば世界の原資産市場と同じ割合でCFD市場は発展していくだろうと期待しています。
西堀
ロンドン証券取引所での出来高の3分の1強はCFD関連といわれています。日本でも、それに近いところまでいくでしょうか?
立松
日本でのCFDの浸透具合にしたがって、ロンドンに近い状況には、割と早い時期になるのではないでしょうか。ただ、東京証券取引所をはじめとした日本とロンドンとでは取引市場の事情が違うので、ある程度見てみないとわかりませんが、日本でも遠からず普及すると思っています。
西堀
過去半年間を見ますと、急速な円高や株価の急落などで個人投資家は大きく痛手を負ったわけですが、これまでの株式やFXのほかに選択肢のバラエティを広げたほうがいいということで、日本でもCFDが注目を集めています。
立松
CFDのユーザーは増加傾向にあります。それは、このような環境のなかでも利益を狙っていく投資家がCFDを“使える道具”として意味があると判断しているのではないかと感じています。また、日本の投資家はヘッジをしにくい環境にあると思いますが、乱高下のある値動きに対して、短期的な目的で単にカラ売りで対処するのではなく、自分の資産が目減りして打つ手がないなかで、本当の意味でのヘッジという観点でCFDを活用しているのではないでしょうか?
 

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