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2011年8月から第2弾のレバレッジ規制によって25倍が上限になる。今後はレバレッジを高くして大きな利益を狙う手法は使えなくなるわけだ。そこで注目されているのが過去のデータを分析して売買ルールを決め、そのルールに沿って売買する方法。
レバレッジ規制とシステムトレードがどう関係するのか?それは、システムトレードで自動売買を利用すればエントリーのチャンスが増やせるということだ。これまでは、仕事から帰って1日数時間しかトレードができなかった人も自動売買なら24時間、チャンスを狙うことができる。トレード時間を長くできることで、レバレッジを高くしなくても、小さい利益を積み重ねて、最終的に大きなリターンが狙えるというわけだ。

その自動売買機能がついたシステムトレードツールとして世界中の投資家に定評があるのがMT4。ただ、MT4でシステムトレードをするにはEA自分で用意しなければならない。優秀なEAを選ぶのは、初心者でなくてもなかなか難しい。
そこでシストレ情報サイト「FXキングダム」を運営するトラヴィスコンサルティングの協力で優秀なEAをピックアップ。今回は2本をご用意。デモ口座であれば無料で使えるからぜひチャレンジしてみてほしい。
では早速2本のEAの中身を紹介しよう。
1本目のEAの最大の特徴は、日本時間の朝だけにエントリーするという点だ。ヨーロッパで取引が活発になる夕方やニューヨークで取引がはじまる夜の時間には一切取引を行なわない。
その理由は、投資手法が逆張り系のスキャルピングだからだ。一般的に逆張り系のスキャルピングの場合、ボラティリティが小さく、トレンドが出ないような相場でなければ勝てないという。トレンドが明確に出てしまうと、損失を出す確率が高くなるのだ。
そこで「ワールドマーケットハンターSP」では、取引があまり活発でない日本時間にエントリーを行なうことで、ボラティリティが小さく、トレンドの出にくい相場を狙おうというわけだ。
また、5通貨ペアで同時運用することで、リスクの軽減を図る仕組みになっている。ユーロ/スイスフラン、英ポンド/スイスフラン、英ポンド/米ドル、米ドル/カナダドル、米ドル/円の5つだ。実際に2011年3月には強烈な円高の後、18日に実施された円売りの協調介入によって円安に押し戻されたが、この際も5通貨ペアへの分散投資によって、リスク軽減ができている。

売買タイミングの判断には、テクニカル指標のひとつ、ボリンジャーバンドを利用している。
これにより収益が安定し、ドローダウン(資産の目減り率)も小さくなるという。ドローダウンが大きいとより多くの証拠金を入れておかなければ強制ロスカットになる可能性があるが、ドローダウンが小さければその分、限られた証拠金でも安心して運用できる。
変動が大きなときでも安心してチャレンジができるEAというわけだ。
2本目は米ドル/円の通貨ペアに特化して自動売買を行なうEAだ。このEAの特徴は「Modellingquarity 」が90% の最高値である点だ。「Modelling quarity」とは、そのEAの品質モデルを推測するものであり、100%に近いほど、バックデータの結果と同じ運用益がリアル口座でも出せる可能性が高くなるというものだ。
当然、100%というEAはありえない。世界中で公開されているEAの中でも「Modelling quarity」の最高値は90%となっている。
2つめの特徴はマーチンゲール方式とゼロヘッジを採用していることだ。最大4回までのマーチンゲールを取り入れている。マーチンゲールとは、負けた場合には次の取引で数量を2倍にしていく方法で、「ナンピン!?」と毛嫌いされる人も方も多いだろう。しかし、開発者にいわせると、「計画的なマーチンゲールほど自動売買にとって、有効なものはありません」という。

多くのEAはレートからナンピン計画を行なうが「ドルエリオンFX」は指数平滑平均によって、現レートの平均値を算出し、リアルタイムでナンピンが可能かどうかを判断する。過去10年間、この方法によって取引を終了しなければならないような最悪なドローダウンはなかったという。
なお、4回目の最後のナンピンのときに、リスク管理を最大化する為にゼロヘッジポジションが入る。そのヘッジポジションによって、大暴落が起こっても対応が可能。ちなみに過去10年間でこのゼロヘッジが入ったのは、リーマン・ショックのときと東日本大震災のときなど計4回しかない。
