転職を考えるとき、真っ先に見たいのが求人情報です。求人情報を探す方法は、主に以下の7つがあります。
- 転職サイト
- 転職エージェント
- 求人誌(無料・有料)
- 新聞の求人欄
- ハローワーク
- 企業のコーポレートサイト
- 友人知人からの紹介(リファラル採用)
この中でも現在もっとも一般的な方法である「転職サイト」にはどんな特徴があり、どんなメリットがあるのでしょうか。
この記事では、転職サイトの選び方や利用するメリット、おすすめの転職サイトを解説していきます。
- 求人数の多いリクルートエージェント、リクナビNEXT
- 20代向けのマイナビジョブ20’s、ミイダス
- ハイクラスにはスカウト型のキャリアカーバー、ビズリーチ
転職サイトとは?

転職活動をサポートするサービスは、大きく分けて転職サイトと転職エージェントに分けられます。
転職サイトとは、採用企業が広告として出稿している求人情報の中から自身で応募先を選んで応募するサービスです。これに対して転職エージェントとは、自分で情報を探す転職サイトとは異なり、転職支援のプロである転職エージェントがマンツーマンでキャリアカウンセリングをして最適な求人企業を紹介する求人サービスです。

今回は、転職サイトの特徴や転職活動への取り入れ方、年齢や職種ごとにおすすめの転職サイトなど、転職サイトの特徴をさまざまな面から見てみましょう。
スカウトサービスとは、求職者が自身の経歴やスキルを入力して、それを見たエージェントや採用側企業から、求職者をスカウトするサービスです。
ハローワークとの違いは?
よく比較されるものですが、ハローワーク(公共職業安定所)には相談窓口があり、その場で転職活動の進め方や求人についての質問ができます。しかし、転職サイトと比較すると待遇面で見劣りがする求人が多く、どうしてもそのエリアで働きたい人以外にはメリットがあまりありません。
地方エリアで転職を検討するなら、求人誌や新聞の求人欄のように地場企業の利用率が高い媒体を確認すると良いでしょう。ただし、新聞は購読者層が年々高齢化しており、若年層向け求人の比率は下がってきています。一度確認してみて、あまりに求人数が少なければ定期的なチェックは不要です。
転職エージェントと転職サイトの違いは?

ここまで転職サイトの特徴を見てきましたが、より大きな視点で転職エージェントと転職サイトの違いを見てみましょう。
比較項目 | 転職エージェント | 転職サイト |
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期間 | 3~6ヶ月程度 | 自分のペースで進めるため、エージェントより短い場合も長い場合もあり |
進め方 |
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求人数 | 数千件~数万件(転職サイトよりは少ない) | ~数万件(転職エージェントを超える) |
サポート力 | 書類作成や面接練習など、選考の進度に合ったサポートをしてくれる | 全て自力で済ませる必要がある(サイト内の診断ツールなど、コンテンツが利用できるサービスもある) |
実際に利用している人は、転職サイトが多い

転職研究室で、20~60代の転職経験・意欲がある男女に対して行ったアンケートによると、実際に使ったサービスは転職サイトの方がわずかに多い結果に。エージェントと違い、面談がないため気軽に登録できる点が魅力です。
転職サイトを使うメリット

転職サイトを使って転職活動をするメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。そのメリットをピックアップしてみました。
- 多くの求人の中から自分で選べる
- 自分の好きな時間に利用できる
- 自分のペースで進められる
- コラムや診断コンテンツなどの情報が豊富
多くの求人の中から自分で選べる
転職サイトを利用する最大の理由は、数ある求人情報の中から自分が希望する職種・業種にマッチした求人情報を探して応募できることにあります。
求人情報は、総合型の転職サイトならさまざまな業種・職種の求人情報が毎日のように更新されているので、より希望にマッチする求人情報を探すのに役立ちます。
自分の好きな時間に利用できる
転職サイトはウェブサービスなので、好きなタイミングで気になる企業の求人に応募できるのも魅力の一つ。早朝や深夜に応募しても、企業側は営業時間中に返信するので、求人側も応募側も自分のペースで応募と対応ができるのはウェブサービスである転職サイトならではの魅力です。自分のペースで進めることは余裕を持った転職活動にもつながります。
コラムや診断コンテンツなどの情報が豊富
また、転職サイトは資格やスキルを活かした転職を実現するために各種コラムや診断コンテンツが充実しているのも特徴です。各種サポートを上手に活用することで、より効率の良い転職を実現することができます。
転職サイトを利用する転職活動に向いている人の特徴

転職活動は転職サイトを利用する場合と転職エージェントを利用する場合に二分できますが、それぞれに向き不向きがあります。転職サイトを利用した転職活用に向いている人には、どのような共通点があるのでしょうか。
- 比較的自由に転職活動を進めたい人
- いろいろな求人から探したい人
- 長期的に転職活動を進める予定の人
比較的自由に転職活動を進めたい人
何かと製薬が多い転職活動ですが、転職サイトの利用は比較的自由に転職活動を進めたい人に向いています。
さまざまな求人から探したい人
特に総合型の転職サイトはさまざまな職種・業種の求人情報が毎日のように更新されているので、いろいろな求人から転職先を探したい人には最適です。
長期的に転職活動を進める予定の人
どうしても長期戦になりがちな転職活動は、自分のペースで活動を進められるかは重要なポイントです。長期的に転職活動を進めるなら、転職サイトを積極的に活用しましょう。
転職エージェントの利用が向いているのはこんな人

ここまで転職サイトを利用した転職活動のほうが向いている人の特徴を見てきました。反対に転職エージェントを利用するのに向いている人にはどのような特徴があるのでしょうか。その特徴を見てみましょう。
- 細かく手厚いサポートが欲しい人
- いくつかの求人に絞った中から選びたい人
- 素早く、より高い確率で転職を成功させたい人
細かく手厚いサポートが欲しい人
転職サイトを利用した転職では、転職希望者からアプローチしないと採用につながりません。細かく手厚いサポートが欲しい人には、転職サイトよりも転職エージェントのほうが向いています。
いくつかの求人に絞った中から選びたい人
転職サイトには幅広い業種・職種から数多くの求人情報が集まるので、自分が希望する業種・職種を見つけるのは簡単なことではありません。求人情報を選ぶときには、ある程度絞り込み・マッチングをしてくれる転職エージェントの活用も検討しましょう。
より高確率で転職を成功させたい人
転職エージェントはさまざまな職歴やスキルを有する人の転職をサポートしてきた経験が豊富なので、素早くより高い確率で転職を成功させたいなら、転職エージェントの利用は外せない選択肢です。
働き方が多様になってきている今、転職を考える人におすすめなのが転職エージェント。でも、実際に利用してみようと思っても、サービスがたくさんあり迷ってしまいますよね。この記事では、転職に関するノウハウやおすすめの転職エージェントなどの情報を[…]
転職サイトの利用の流れ

転職サイトと転職エージェントの違いを把握したところで、転職サイトを利用する転職活動の大まかな流れを見てみましょう。

会員登録
まずは会員登録からはじめます。会員登録には氏名年齢や住所、現在の業種・職種や年収、転職希望の業種・職種まで、転職に必要なさまざまな情報の登録が必要です。
転職サイトは登録前にも利用できるコンテンツが充実していて、転職についてさまざまな面から掘り下げたコラムや過去の登録者の膨大なデータを参考にした診断ツールなどを提供しています。そのほとんどが会員登録不要・無料で利用できます。
履歴書・職務経歴書の作成
転職サイトへの登録が完了したら、それまでの経歴をまとめた履歴書と職歴・スキルを明確にする職務経歴書の作成に取り掛かります。転職サイトでは履歴書と職務経歴書の作成のポイントと、資格やスキルをアピールするテクニックを紹介しています。
必要な情報を記入
転職サイトでより納得できる求人情報を絞り込むためには、より詳細な情報登録を求められます。現在の業種・職種や年収、転職希望の業種・職種や年収、保有している資格やスキルなど、納得できる条件での転職につながる求人情報を得るためにも、必要な情報は適時入力するようにしましょう。
気になる求人情報を探す
総合型サイトなら求人情報は業種・職種を問わず原則毎日更新されています。特化型の更新頻度や件数は総合型と比べるとどうしても劣りますが、よりニーズにマッチした求人情報が紹介されるので、素早い転職を実現しやすくなります。
応募・選考を進める
実際に転職活動をするのは転職希望者であり、転職サイトも転職エージェントも転職をサポートするだけにとどまります。有利な転職のためには、転職サイトや転職エージェントを活用して、自分で業界・企業研究を進めるなどの積極的なアクションが必要です。
転職サイト選びのポイント
総合型はさまざまな業種・職種の多数の求人情報を収集・掲載しているので、その雇用形態や働き方もさまざま。転職サイトを選ぶときには、求人の種類に注目することが第一のポイントとなります。
求人数
転職サイトの質を左右するポイントはいくつかありますが、その中でも求人数は一つの大きな指標となります。求人数を利用する転職サイトを決める指標にしてもよいでしょう。
求人の探しやすさ
転職サイトの求人情報は毎日更新されますが、魅力的な求人には応募が集まりやすく、どうしても早い者勝ちの側面があります。魅力的な求人情報をいち早く見つけるためには、求人情報の探しやすさも重要なポイントの一つです。
コンテンツの充実具合
求人情報の充実度や探しやすさが転職サイトを選ぶときのポイントの一つですが、求人情報以外にも転職をサポートするコラムや適職を探すのに役立つ適職診断など、サブコンテンツがどこまで充実しているかも転職サイトを選ぶ基準の一つとなります。
運営方針によって総合型・特化型と特色がある転職サイト
ひとくちに転職サイトといっても、運営方針や掲載している求人情報によって、大きく総合型と特化型に分けられます。
総合型は一般的にイメージされる転職サイトであり、年齢や職歴、資格に関わりなく、さまざまな職種・業種の求人情報が毎日のように更新されます。これに対して特化型の転職サイトでは、年齢や性別、業界など、特定の条件に特化した求人案件を集中的に扱うという特徴があります。
年齢・性別特化
近年ではその人が持つ資格やスキルが重視されるようになり、年齢による転職のハンデはかつてほど重いものではなくなりました。そのため、スキルや職歴に比例するとされる年齢特化の転職サイトも登場しています。
また、女性の社会進出に足並みを合わせるように企業側も女性採用への需要が高まっていることから、女性採用に特化した求人サイトや転職エージェントサービスが増えてきました。
転職を考えている女性の中には、どんな仕事に就職すべきか迷っている方も多いと思います。キャリアアップしたいのか、夢を追いかけたいのか、あこがれの職業に就きたいのか、業界は慎重に選ばなければいけません。そんな女性の方に向けて、転職する際に知[…]
職種・業種特化
特化型の転職サイトの典型といえば、職種・業種に特化した転職サイトは外せません。特に少子高齢化が進んだことで求人需要が多い医療・介護や、専門性を求められるITは需要も大きく積極的に広告も出していることから、比較的イメージしやすい特化型の転職サイトの典型例といえます。
「人事や経理職の転職って、なにをすればいいの?」「人事や経理ならではの転職サイトやエージェントが知りたい。」そんなあなたのために、本記事では人事・経理職などの管理部門におすすめの転職サイト・エージェントを紹介します。転職する際のポイント[…]
ハイキャリア特化
資格やスキルが重視される昨今、ハイキャリアをターゲットにした転職サイトも登場しています。中でも管理職級以上を対象としたハイキャリア特化の転職サイトは、さらなるステップアップを考えるなら見逃せない転職サイトです。
高収入な仕事に就いて、生活の質を上げたいと思うのはよくある事です。でも「お金を稼ぎたいな」と思ってから、そこで行動できるかが大きな分かれ道。この記事ではハイクラスな職業に転職したい方に向け、 高収入・ハイクラスな仕事とは?[…]
おすすめ転職サイト
\おすすめの転職エージェント/
ロゴ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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サービス名 | リクナビNEXT | doda | ビズリーチ | MIIDAS(ミイダス) | type(タイプ)転職エージェント |
公式サイト | |||||
ポイント |
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転職サイトを利用した転職に向いている人や転職サイトを利用した転職活動のメリットを見たところで、おすすめの転職サイトとその特徴を見てみましょう。
転職エージェントは、個人との相性で満足度が大きく変わります。エージェントの変更もできますが、複数のサービスのエージェントとやりとりをし、あなたに合ったサービスかどうか見極めるのも良いでしょう。
転職サイトの場合は、サイトによって求人に違いも出るため、抜け漏れが無いように複数にわたってチェックしておくのが安心です。
リクナビNEXT

年齢層 | 20代~40代。第二新卒からマネジメント層まで利用可能で、そのうち39歳までの利用者が全体の約6割。 |
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取扱業種 | 全職種 |
掲載求人数 | 公開求人は約45000件(2020年9月現在)、非公開求人はデータなし |
店舗 | 全国25都市に拠点あり |
運営会社 | 株式会社リクルート |
リクナビNEXTはリクルートが運営する転職・求人情報サイト。求人情報だけではなく、スカウト機能や転職のノウハウなど充実したお役立ちコンテンツを提供することで、転職活動をサポートしています。
doda

年齢層 | 20代~40代前半 |
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取扱業種 | 医師などの医療系職種をのぞき、ほぼ全て。総合系転職サイトとよばれる。 |
掲載求人数 | 公開求人 60,336件(2020年9月21日現在) |
店舗 | 北海道から九州まで全国に31オフィス |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
転職活動の疑問に応える、充実のコンテンツで転職活動をサポートするのがdodaです。キャリアアップやプライベートなど、重視するポイントに合わせたコンテンツを提供。求人件数も10万件と豊富な点も魅力です。
ビズリーチ

年齢層 | 30代~50代の利用がメイン |
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取扱業種 | 営業職、管理部門職、ITエンジニア職、コンサル職、新規事業開発職など。特に年収が1000万以上の求人が全取扱求人の3分の1を占める |
掲載求人数 | 公開求人:109,000件以上 / 非公開求人:23,000件以上 ※ともに2019年1月9日時点までの「のべ数」と推定される |
店舗 | 東京、関西、名古屋、福岡の全国4拠点 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
ビズリーチは即戦力・ハイクラス人材に特化した、国内最大級のハイクラス転職サイトです。管理職や専門職、次世代リーダー、グローバル人材などを求める企業に直接コンタクトが取れるので、効率の良い転職活動が期待できます。
ミイダス

年齢層 | 20代~50代まで幅広い層向け |
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取扱業種 | 技術系職、営業職、クリエイティブ職、管理系、販売系など幅広め |
掲載求人数 | 公式サイト上に情報なしだが、全国の優良企業17万社が利用していると実績の記載あり |
店舗 | 東京都内に2オフィス |
運営会社 | ミイダス株式会社 |
ミイダスは経歴やスキルを入力するだけで、市場価値を推測できる画期的な転職サービスです。アプリ特化のサービスなのでプッシュ型の通知が強み。求人情報もオファーが活発に届きます。
type 転職

年齢層 | 20代後半~40代前半 |
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取扱業種 | 総合型だが特にITに強みあり |
掲載求人数 | 2101件 ※9月25日現在 |
店舗 | 東京本社・オフィスのみ |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
type転職は、これまでの実績に自信のある方におすすめです。
type(タイプ)はワンランク上の仕事を見つけられる転職サイトです。人工知能(AI)による精度の高い求人検索や求人提案、転職に必要な考えやスキルを整理するコンテンツを提供しているので、満足度の高い転職につながります。
年齢特化のおすすめ転職サイト
特化型の転職サイトには職歴・スキルや性別、年齢特化などさまざまな特化型の転職サイトがありますが、年齢に特化した転職サイトの中から、おすすめの転職サイトを見てみましょう。
第二新卒におすすめなのはRe就活

年齢層 | 20代 |
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取扱業種 | 総合型 |
掲載求人数 | 約10,000件 |
運営会社 | 株式会社学情 |
はじめての転職やキャリアチェンジなど、第二新卒におすすめなのがRe就活です。若年層の求人情報に特化した転職サイトであり、利用者数は150万人を突破しています。ウェブ面接対応企業やスカウト求人にも対応しているなど、その名前の通り再度の新卒就活のようなイメージで使える転職サイトです。
20代へのおすすめはU29 JOB(ユニークジョブ)

年齢層 | 20代 |
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取扱業種 | 総合型 ※ITに強い |
掲載求人数 | 約47,000件 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
U29 JOB(ユニークジョブ)は、未経験から挑戦できる、第二新卒・既卒向け求人など、20代の転職活動に役立つ情報を提供している転職サイトです。既卒・第二新卒の転職活動を包括的にサポートするのはもちろん、20代の転職や未経験求人も積極的にサポートしています。
転職を成功させるためのコツ

転職サイトを利用する転職でも転職エージェントを利用する転職でも、スムーズな転職を実現するためにはおさえておきたいポイントがいくつかあります。スムーズな転職のコツを見てみましょう。
自己分析をしっかりする
転職を成功させるためには、採用する企業にとって魅力的な人材であることをアピールすることが欠かせません。自分の職歴や持っているスキルを客観視するためにも、自身が持つスキルの把握や自己分析が重要になります。
転職活動というと、求人選定や面接対策ばかりに力をいれてしまいがちになりますが、それ以前に大切なのが自己分析です。活動を本格化させるその前に、自分の職歴やスキルについて棚卸しする作業は必ず行いましょう。この過程を省略すると転職先を直感で選[…]
自分の希望・軸を決める
転職をする動機にはいくつかありますが、自分の希望を実現するために転職することがほとんど。転職サイトを利用して転職をするときには、自分の希望や軸をしっかりと決めた上で転職をする必要があります。
転職先は給与を重視する人が多い

転職研究室で、20~60代の転職経験・意欲がある男女に対して行ったアンケートによると、転職先で重視するのは「給与」「仕事内容」と続きました。
この中にあなたが見逃しているポイントがあるかもしれないので、参考にしてください。
ある程度の計画を立てた上で動く
どうしても長期的になりがちな転職活動では、ある程度計画を立てて動くことが欠かせません。転職サイトの活用の有無にかかわらず、転職では大まかなタイムスケジュールを立てたうえで、ある程度計画的に動くことが欠かせません。
転職活動の注意点

スムーズに転職活動を進めるためには、いくつか注意したいポイントがあります。転職活動をするときのポイントを見てみましょう。
自分の希望を曲げない
自分の希望を実現するための転職ですが、不採用続きだと気分も滅入って妥協したくなるタイミングがあります。そこで曲げてしまうかどうかが転職後に納得して働けるかの分かれ目になります。不採用続きが続いて転職への意欲が衰えそうなときこそ、自分の希望を曲げないことを意識しましょう。
焦って決めない
転職活動がうまくいかないとどうしても焦って目の前の求人に飛びついてしまいますが、そんなときほど一呼吸を入れて冷静になりましょう。自分の希望を実現するためにも、その求人に応募するべきかは慎重に考えてください。
サイト内の口コミだけを鵜呑みにしない
転職サイトに掲載されている求人情報に付随して、特定の企業の魅力をアピールするコラムが掲載されていることがあります。このようなコラムは掲載企業が資金を出して掲載してもらっているPRであり、サイト内の高評価だけをあてにするべきではありません。
転職サイトに関するよくあるQ&A

なぜ無料で使えるのか?
転職サイトが無料で使えるのは、求人している企業が出稿料を支払って求人情報の掲載してもらっているからであり、企業側は見返りとして直接採用活動をするよりも低コストで採用活動を進めることができるのです。
サイトは1つに絞って利用したほうが良いのか
転職サイトは総合型と特化型に大別できて、特に特化型はどの業種・職種に特化しているかによって得意・不得意が大きく変わります。転職サイトの登録は、総合型を中心に、転職を考えている職種・業種に強い特化型サイトをいくつか登録するようにしましょう。
エージェントのサービスを受けつつ利用しても良いのか
転職支援のサービスとして最近注目を集めているのが転職支援に特化した転職エージェントです。転職サイトと転職エージェントは提供するサービスが競合するため、同時に登録することをためらう人もいますが、サービスの提供方法に違いがあるだけなので、同時に登録しても問題はありません。
求人は複数に応募して良いのか
魅力的な求人情報は毎日のように更新されますが、重複して応募してもよいのでしょうか。企業側は応募者がどの企業の求人に応募しているのは応募者が切り出さない限り知る手段はありません。気にすることなく気になる求人・魅力的な求人に積極的に応募しましょう。
コラムや診断コンテンツだけ利用しても良いのか
転職サイトでは転職をサポートするさまざまなコラムや適職をピックアップする診断コンテンツを提供しています。コラムや診断コンテンツだけの利用もできますが、次のアクションにつなげることも意識して利用するほうが賢明です。
転職サイトを使いこなして効率的な転職を目指そう
転職を考えたときの利用が欠かせない転職サイトは、使いこなせれば効率の良い転職を実現できる魅力的なサービスでもあります。
ここまでのポイントを参考に、効率的でトラブルのない転職の実現を目指しましょう。
- 期間:2021年6月9日~2021年6月10日、2021年11月8日
- 対象:20代~60代の男女
- 転職経験・転職検討経験のあるユーザー
- 有効回答数:各543件
- 調査方法:インターネットリサーチ