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「本当はなんて書いてたの?」 LINEの「送信取り消し」機能、その痕跡から生じる誤解や不満

LINEの「送信取り消し」機能にモヤモヤする理由とは?

LINEの「送信取り消し」機能にモヤモヤする理由とは?

「メッセージの送信を取り消しました」――コミュニケーションアプリ「LINE」が2017年に実装した「送信取り消し」機能の表示だ。誤送信したメッセージを、送信後24時間以内であれば取り消せる。実装から約5年、すっかり定着したように思えるが、この機能を使うと「メッセージの送信を取り消しました」という痕跡が表示されるため、日々どこかで些細な不満や誤解が生まれているようだ。LINEの送信取り消し機能に「一言いいたい!」というユーザーたちの声を集めた。

「消されたメッセージは何だったんだ…」

悶々とするなぁ… 連投の「送信取り消し」に困惑

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 商社に勤務する30代の女性・Aさんは、公私関わらず、LINEの相手に取り消し機能を使われると、ネガティブに捉えてしまうと明かす。

「一旦送っておいて、消すということは、絶対に何らか不都合があったということで、『本当は私に言えない何かを書いていたんじゃないの?』などと気になります。取り消したメッセージが“本音”だったんじゃないかと、延々勘ぐってしまうんです。対面で話していて、言いかけてやめられると気になるのと同じです」(Aさん)

 Aさん自身は、自分がされるのが嫌だからという理由で、送信したメッセージを取り消すことはほとんどない。どうしても消したい時は「声かけ」を大事にしているという。

「私は、誤字をしてしまっても取り消さず、次のメッセージで訂正します。誤爆などでどうしても取り消す時は、『すみません。先程のものは宛先を間違えたので取り消しました』というような、取り消す理由を説明します。そのほうが、相手も『消されたメッセージは何だったんだ……』などと、悶々としないでいいかなと思うからです」(Aさん)

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