*14:07JST 日経平均VIは上昇、株価上昇で高値警戒感が継続
日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比+0.22(上昇率1.19%)の18.71と上昇している。なお、今日ここまでの高値は18.95、安値は18.42。
今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇して始まった。一方、市場では高値警戒感が継続しており、今日は株価が上昇して始まったことから、過熱感が意識され、日経VIは上昇して始まった。取引開始後も日経225先物は概ね底堅い動きとなっており、市場ではボラティリティーの高まりを警戒するムードが広がり、日経VIは昨日の水準を概ね上回って推移している。
【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。
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