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【注目トピックス 日本株】3Dマトリック Research Memo(5):複数の領域で早期に製品を上市し、安定的な製品売上の獲得を目指す

2017年1月13日 8:53

■中期経営計画

スリー・ディー・マトリックス<7777>は2016年6月に3ヶ年の中期経営計画を発表している。各事業年度の業績前提については以下のとおり。

(1) 2017年4月期業績予想

2017年4月期の連結業績は、売上高で前期比286.1%増の547百万円、営業損失で1,807百万円(前期は1,814百万円の損失)を見込んでいる。事業収益の内訳は、止血材の販売で497百万円、韓国でのCEマーキング取得に伴うマイルストーン収益で50百万円を見込んでいる。止血材の販売は欧州で約294百万円、アジア・オセアニアで約172百万円、中南米で約30百万円を計画している。一方、費用面では日米での止血材の治験開始を前提に研究開発費で前期比210百万円増の850百万円を見込んでいる。

(2) 2018年4月期業績目標

2018年4月期の業績は、事業収益で2,607~5,907百万円、営業利益で435百万円の損失から2,865百万円の利益とレンジでの業績目標値となっている。止血材の欧州及び中国での販売提携契約やその他製品の販売提携契約の有無によって、予想レンジでの発表となっている。止血材の販売契約一時金に関しては欧州で2,000百万円、中国で600百万円を見込んでおり、その他製品では歯槽骨再建材や血管塞栓材で合わせて700百万円を計画している。

また、止血材の製品売上高は2,607百万円を計画している。このうち、欧州で約1,800百万円、アジア・オセアニアで700百万円、中南米で100百万円程度を見込んでいる。費用面では、止血材の治験がピークを超えることを前提に、研究開発費が前期比で151百万円減少する計画となっている。なお、日米合わせて止血材の治験費用は2期にまたがっており、合計で800百万円程度を見込んでいる。販売提携契約や製品売上高が計画どおり進めば、営業利益は6期ぶりの黒字に転換することになる。

(3) 2019年4月期業績目標

2019年4月期の業績は、事業収益で5,866~8,868百万円、営業利益で2,300~5,242百万円とレンジでの業績目標値となっている。予想レンジは止血材の米国での販売契約一時金2,100百万円、日本での製造販売承認取得によるマイルストーン収益800百万円の有無によるものとなっている。

止血材の製品売上高は5,866百万円を計画している。このうち欧州で3,800百万円程度を、アジア・オセアニアと日本でそれぞれ900百万円程度、中南米で100~200百万円程度を目標としており、米国市場については計画に織り込んでいない。また、後出血予防材やその他パイプラインについても製品売上高としては今回の中期業績計画の中に織り込んでいない。

費用面では、中国での止血材、国内での血管塞栓材の治験費用が増加する可能性があるが、日米での止血材の治験費用等がなくなることを前提に研究開発費はさらに減少する計画となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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