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【注目トピックス 日本株】3Dマトリック Research Memo(2):欧州市場での止血材の販売は着実に拡大(1)

2017年1月13日 8:30

■スリー・ディー・マトリックス<7777>の業績動向

(1) 2017年4月期第2半期累計の業績概要

12月15日付で発表された2017年4月期第2四半期累計の連結業績は、事業収益が前年同期比40.1%減の31百万円、営業損失が750百万円(前年同期は980百万円の損失)、経常損失が883百万円(同978百万円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が924百万円(同930百万円の損失)となった。

事業収益が減収となったが、これは前年同期に計上した契約一時金収入がなくなったことか要因であり、製品売上高だけで見ると欧州市場における止血材の販売増により前年同期比35%増の31百万円となった。2016年4月期下期(第3−4四半期)の製品売上高73百万円に対して減少しているが、これは2016年4月期下期の売上高の中にオーストラリアの販売パートナーであるMaquet向け、並びにインドネシアの販売パートナーであるPT.Teguhsindo Lestaritama(以下、Teguhsindo)向けの初期ロット納入分で合わせて44百万円の売上高が含まれているためで、これを除けば2016年4月期下期比でも増収となっており、欧州市場における止血材の販売は着実に実績が積み上がり始めていると言える。

一方、費用面では研究開発費が前年同期比126百万円減の214百万円、販管費が同89百万円減の541百万円とそれぞれ減少した。研究開発費については国内での粘膜隆起材の臨床試験を中断したことやその他の研究開発テーマの絞り込みを進めたことなどが減少要因となっており、通期計画の範囲内の推移となっている。なお、円高の進行により海外子会社が保有する資産にかかる為替評価損133百万円を営業外で計上したほか、減損損失50百万円を特別損失として計上したことにより、親会社株主に帰属する四半期純損失はほぼ前年同期並みの水準となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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