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【注目トピックス 経済総合】三井智映子と学ぶ「資産運用のABC」~あなたは“お金のデザイン”ができていますか?~(5)リスクを減らす分散投資のすすめ

2017年1月13日 20:18



こんにちは、フィスコリサーチレポーターの三井智映子です。
資産運用の基礎知識を学ぶこの連載、今回は、投資には必ず付いて回るリスクを低減するには…、というお話です。

突然ですが、皆さんは好きな格言ってありますか?
マザーテレサの「平和は微笑みから始まる」
織田信長の「絶対は絶対にない」
ウォルトディズニーの「If you can dream it, you can do it.」
など、深いなー、なるほどなー、と思わず唸る格言がたくさんありますよね。
私は松下電器産業(現パナソニック)の創業者である松下幸之助氏の「経営で成功する秘訣は素直さだ」とか、「まだ足りないかもしれないと考える 」とか、好きです。

投資の世界にも有名な格言があります。
「卵は1つのカゴに盛るな」
皆さんはご存知ですか?

卵を1つのカゴに盛って持っていた場合、そのカゴを落としてしまうと全部の卵が割れてしまう可能性があります。しかし複数のカゴに分けて卵を盛っておけば、1つのカゴを落として卵が割れてしまっても、他のカゴの卵は影響を受けずに済む、という話です。
投資においては、特定の商品だけに投資をすると、その商品が下落するとリスクが高いけれど、複数の商品に分けて投資をすればリスクが分散できますよー、ということです。
1つの商品が暴落したとしても他が無事、ということで、リスクを分散できるわけですね。
この、リスクを分散させて投資する方法を分散投資といいます。

分散投資の基本は「地域」と「商品」を分けることです。
前回投資する場合の商品の種類をご紹介しましたが、債権や、外貨、国内株式などに分けて投資しておくと、分散投資となり、リスクヘッジとなります。
また株式投資をするにしても、1つの企業の株のみに全資産を注ぐのではなく、大型株、小型株、業種も色々ありますし、様々な分野の企業の株に分けて投資することで分散投資になり、リスクを分散できるのです。

日本では昔から、預貯金・土地・株式の3つに分散して投資する「財産3分法」が有名です。
例えばデフレの時は、モノの価格が下がるので同じお金で買えるものが増える、つまり現金の価値が高まります。反対に株や土地の資産価値は下がりがちです。
逆にインフレの際には、現金は弱く、株や土地が有利となります。

そうした分散投資を自分で考えてやるのは面倒、という人には投資信託がおススメです。
投資信託は、投資の専門家が世界のさまざまな資産に投資、運用する商品だということは、前回の連載でもお伝えしました。
どのような投資先を対象にしているのかは商品ごとに異なりますが、ほとんどが資産や地域、銘柄を分散させて運用しているものとなりますので、手軽な分散投資の仕方として、投資信託は選択肢のひとつとなるでしょう。

ただ、投資信託にはあまりにも多くの商品が用意されていて、どれを選んだらいいのかわからない、という方が少なくないことも事実です。
そういう方におススメなのが、最先端技術を駆使した自動分散投資を実現した商品です。最近ではネット証券会社などでもそうした商品が出てき始めていますが、その先駆けとなったのが、お金のデザイン社が開発した「THEO(テオ)」でしょう。
高度なアリゴリズムを駆使した最先端のロボアドバイザーが自動で運用を行うもので、世界に上場しているETF(上場投資信託)を中心に、金や原油、不動産など、投資対象は多岐にわたっています。低予算、低コストで始められ、手間がほとんど掛からない一括式の自動国際分散投資で、現在利用者が飛躍的に増加中の人気商品です。

余談ですが「卵は1つのカゴに盛るな」は『トム・ソーヤーの冒険』の著者であるイギリスのマーク・トウェインが1894年に出版した“The tragedy of Pudd'nhead Wilson”の中に出てくる言葉です。
実はですね…、マーク・トウェインは、『「卵は1つのカゴに盛るな」と愚かな者は言う。(中略)賢者は言う、「卵は1つのカゴに盛り、そのカゴをよくよく見守れ」と』と言っていて、投資業界で言われている意味と違っているんです。
ただ、これは解釈によっては、資金が少ない個人投資家が分散投資をするとあまり利益が出にくいので、儲けたかったら卵は1つに盛って、注意深く見守りなさい、その方が利益を得られますよー、と言っているとも捉えられます。
確かに、資金が少ない人は分散投資しすぎると利益を得難いかもしれません。そういう意味でも、自動的に分散投資をしてくれる投資信託やTHEOのような商品に投資をする、というのは、理にかなっているのかもしれませんね。

三井智映子と学ぶ「資産運用のABC」は、資産運用の基礎を三井智映子の見解でコメントしています。

フィスコリサーチレポーター三井智映子


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