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【注目トピックス 日本株】アイビーシー Research Memo(4):マルチベンダー対応製品を自社開発し、様々な環境下での解析ノウハウを蓄積

2017年1月18日 7:55

■事業内容と特長・強み

IDC Japan(株)調べによると、2015年の国内のシステム性能・稼働監視ソフトウェア市場は126,351百万円で、2012年の112,071百万円から12.7%増加した。仮想環境に対応した稼働監視システムへ見直す企業が増加し、官公庁案件も増加して市場は拡大基調である。今後はシステム管理SaaS(Software as a Service)やシステム運用アナリティクスなどが市場成長を後押しする可能性が予想されている。アイビーシー<3920>のポジションは専業では首位であり、売上高成長率は業界トップと評価されている。

同社の強みは、ネットワークシステム性能監視に必要なマルチベンダー対応製品を自社開発し、様々な環境下でのデータ及び統計分析・解析ノウハウを蓄積していることだ。ネットワーク機器から物理/仮想サーバーまでシステムを構成する様々なネットワーク関連機器の性能情報を詳細に統計解析する。そしてデータ(数値)をインフォーメーション(情報)に置き換え、可視化した状態で判断基準を提供する。さらに潜在的な問題点を洗い出して改善策を提示する。高度化・複雑化かつブラックボックス化しているネットワークシステム環境でも、あるいは少人数の運用体制でも、安心安全なサービスを提供することによって、ネットワークインフラの品質向上とコスト削減を実現している。

会社創業以来の主要な新製品リリースの流れを見ると、2003年6月ネットワーク監視アプライアンス「BT monitor」シリーズ、2007年5月ネットワーク監視アプライアンス「BT monitor V2」シリーズ、2008年12月ネットワーク性能監視アプライアンス「System Answer」シリーズ、そして2011年7月ネットワーク性能監視ソフトウェア「System Answer G2」シリーズと、継続的に自社開発製品の機能拡張を推進している。なお「System Answer」シリーズの後継となる次期製品の販売開始は2017年4月中旬予定としている。

対応メーカー数と分析ポイント数は、2006年9月期の22社・339ポイントから、2016年9月期の108社・3,390ポイントまで拡張した。一朝一夕で同社と同等の製品を作ることは困難であり、マルチベンダー対応の同社製品の競争優位性を表す数字だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田 雅展)

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