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【注目トピックス 日本株】アドクリ Research Memo(7):第2の収益柱として再保険事業を強化していく

2017年1月24日 16:18

■今後の見通し

(2)中期目標

アドバンスクリエイト<8798>は目標とする経営指標としてROE20%以上、売上高経常利益率20%以上、自己資本比率80%以上を掲げている。2016年9月期実績ではROEが12.4%、売上高経常利益率が12.7%、自己資本比率が65.5%となっており、現状からさらに収益性並びに資本効率の向上と財務体質の改善を進めていく方針となっている。成長戦略としては、圧倒的な集客力を持つ保険選びサイト「保険市場」を基盤とした保険代理店事業の成長に加えて、第2の収益柱として再保険事業を強化していくことで一段の収益拡大と安定性を高めていく。

保険代理店事業の収益の源泉が、「保険市場」を通じて得られる情報差益(代理店手数料)であるのに対して、再保険事業は死差益※が収益の源泉となっている。大きな自然災害や戦争などが起こらない限り、再保険事業の営業利益率は15%前後が期待できる。保険代理店事業とはビジネスモデルの異なる再保険事業を収益の柱として育成していくことで、同社の収益基盤はより一層強固なものとなり、持続的な成長が期待できることになる。同社ではこのようなビジネスモデルをダンベル型ビジネスモデルと呼んでいる。再保険事業における引受保険会社は現在10社だが、今期は数社加わる見通しとなっており、増収増益が見込まれる。10年後には再保険事業の営業利益だけで700百万円、全体に占める構成比で3割程度まで引き上げていくことを目標としている。

※生命保険会社の利益の源泉には利差益・費差益・死差益の3つがあり、このうち死差益とは想定した死亡率と実際の死亡率の差によって発生する利益のことを指す。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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