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【注目トピックス 日本株】アドクリ Research Memo(5):厳しい市場環境がなかで高い収益性を維持している

2017年1月24日 16:13

■業績動向

(2)財務状況と経営指標

アドバンスクリエイト<8798>の2016年9月期末の財務状況を見ると、総資産は前期末比400百万円減少の6,960百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では未収入金が585百万円増加した一方で、現預金が619百万円、売掛金が628百万円それぞれ減少した。また、固定資産ではシステム開発の強化によりソフトウェアが475百万円増加した。

負債合計は前期末比156百万円減少の2,394百万円となった。主に有利子負債の減少によるものとなっている。また、純資産は前期末比244百万円減少の4,566百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益582百万円を計上した一方で、配当金の支払いで493百万円、株式給付信託導入等による自己株式の取得で349百万円の減少があったことによる。

経営指標を見ると、安全性を示す自己資本比率は65.5%とほぼ前期末並みの水準となったほか、有利子負債比率も6.2%から2.2%に低下し、実質無借金体制であるなど、財務状況は健全な水準を維持していると判断される。また、収益性について見れば、ROEやROA、売上高経常利益率ともに前期から低下したものの、ROEについては12.4%と東証上場企業平均及び保険業セクター平均の7%を上回っており、ROAや売上高経常利益率についても10%以上で推移するなど、市場環境が厳しいなかにあっても引き続き高い収益性を維持していることは評価される。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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