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【オープニングコメント】割安感が意識される銘柄への資金流入

*08:34JST 割安感が意識される銘柄への資金流入
 3日の日本株市場は、買い先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。5月31日の米国市場は、NYダウが574ドル高、ナスダックは2ポイント安だった。4月のPCEコア価格指数が予想通りとなったため、年内の利下げ期待から買い優勢の展開となった。週末での調整、指数の入れ替えなどが影響し、NYダウは終盤にかけ上げ幅を拡大。一方、ナスダックは半導体セクターが利益確定の売りに押されたが、下落幅を縮めて終えた。シカゴ日経225先物は大阪比145円高の38635円。円相場は1ドル157円30銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38280円まで下げる場面も見られたが、終盤にかけて切り返す形となり、38730円で終えている。米国市場では注目されていたPCEコア価格指数が予想と一致したことで米長期金利が低下しており、安心感につながることになりそうだ。

 先週末の日経平均株価は4日ぶりに反発し、25日線水準を回復して終えた。MSCIのリバランスの影響もあって東証プライム市場売買高は29億8000万株に膨れていた。
リバランスに伴う需給イベントが通過したことから、動きが軽くなる可能性はあるだろう。来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)と日銀の金融政策決定会合を控えていることから積極的な売買は手控えられる可能性があるものの、米国ではブラックアウト期間に入ることから、FRB関係者は沈黙期間となるため、落ち着いた動きが期待される。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から25日線を上回って始まることが見込まれるため、同線が支持線として意識されやすいだろう。来週の重要イベントを前に、売り方は買い戻しの動きをみせてくる可能性があるほか、買い方においてもイベント通過後のアク抜けを想定した押し目待ち狙いの買いが入りやすいと考えられる。指数インパクトの大きい値がさハイテク株は手掛けづらいだろうが、PBR1倍割れなど割安感が意識される銘柄への資金流入が期待されそうだ。

<AK>

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