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【ランチタイムコメント】日経平均は小幅反落、イエレン証言控えドル安・円高警戒で利食い優勢に

2017年2月14日 12:02

 日経平均は小幅に反落。31.33円安の19427.82円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えている。13日の米国市場では、NYダウなど主要な指数は総じて最高値を更新。引き続きトランプ政権が数週間のうちに発表を予定している減税策への期待が高まっており、この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比65円高の19505円だった。これにサヤ寄せする格好から買いが先行したが、寄付き直後につけた19501.01円を高値に、その後はこう着感の強まるなか、小幅ながらマイナス圏での推移となった。

 セクターでは非鉄金属、ゴム製品、パルプ紙、鉄鋼、電力ガス、海運、倉庫運輸、サービスが上昇。半面、精密機器、食料品、その他製品、医薬品、水産農林、情報通信が小安い。売買代金上位ではミネベアミツミ<6479>、三井金<5706>、野村<8604>、楽天<4755>が堅調。半面、ソフトバンクG<9984>、Vテク<7717>、任天堂<7974>、ニコン<7731>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、キーエンス<6861>が冴えない。

 コア銘柄が総じて軟調となるなど、日経平均の19500円処では利益確定の流れが優勢となっており、日経平均の重しに。イエレンFRB議長は14日に上院銀行委員会で証言するほか、15日には米下院金融サービス委員会で、金融政策に関する半期に一度の証言を行う。市場では年内の利上げ回数を3回とする見方が後退しているほか、3月利上げはないとの見方がコンセンサスになっている。予想通りに利上げ観測が後退するようだと、為替相場のドル安・円高が意識されるなか、利益確定が優勢にもなっているようだ。

 物色の流れとしては中小型株優位のなか、好業績やテーマ性のある銘柄に絞られそうである。低位で高値圏にある銘柄等は、資金回転が利きやすく、好需給の中で一段高が意識されやすい。
(村瀬智一)

<AK>

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