*07:39JST NYの視点:米新規失業保険申請件数は減少、FRBの積極的な利下げ後
米労働省が発表した先週分新規失業保険申請件数(9/21)は前週比4000件減の21.8万件と5月来の低水準となった。米失業保険継続受給者数(9/14)は183.4万人と、前回182.1万人から増加。連邦準備制度理事会(FRB)が9月連邦公開市場委員会(FOMC)で0.5%ポイントの大幅利下げを決定したのち、新規失業保険申請件数は再び50年ぶりの低水準近くに減少した。
結果は失業率が今後、低下することを示す。米国労働省は10月4日に9月雇用統計を発表する。市場エコノミストは失業率が8月と同様4.2%にとどまると見ている。非農業部門雇用者数は14万人と、やはり8月14.2万人からほぼ変わらずの伸びを予想している。良好な結果が示されると、年内の利下げ観測が後退し、さらなるドルの買戻しにつながる可能性がある。
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