*07:21JST NY為替:米8月PCE価格指数鈍化で大幅利下げ観測、ドル続落
27日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円21銭から142円07銭まで下落し、142円15銭で引けた。米8月PCE価格指数の予想以上の鈍化を受けて、連邦準備制度理事会(FRB)の追加0.5%の利下げ観測が強まり、長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、米9月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回ったためドルは下げ止まった。石破自民党新総裁が金融政策においてタカ派との見方を受けた円買いも継続したと見られる。
ユーロ・ドルは1.1203ドルまで上昇後、1.1146ドルまで反落し、1.1164ドルで引けた。高値から欧州中央銀行(ECB)の年内の追加利下げ観測を受けたにユーロ売りに押された。ユーロ・円は、160円00銭から158円57銭まで下落した。日欧金利差縮小観測に円買いが優勢となった。ポンド・ドルは1.3427ドルまで上昇後、1.3370ドルまで下落した。ドル・スイスは0.8447フランから0.8402フランまで下落した。
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