*08:06JST 東証グロース市場250指数先物見通し:急落後に落ち着きどころを探る展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、急落後に落ち着きどころを探る展開となりそうだ。先週末27日の米国市場のダウ平均は137.89ドル高の42,313.00ドル、ナスダックは70.70pt安の18,119.59ptで取引を終了した。8月PCE価格指数でインフレ鈍化基調の継続が証明され、予想以上の鈍化ペースを受けて大幅利下げ観測が支援した。ミシガン大消費者信頼感指数も予想を上回りダウは一段高。終盤にかけ、中東情勢の悪化懸念に失速も過去最高値を更新した。ナスダックは半導体のエヌビディア(NVDA)の下落が響き、下落に転じた。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は、大幅安スタートから、落ち着きどころを探る展開となりそうだ。27日大引け後、自民党の新総裁が石破元幹事長に決定、「高市トレード」の巻き戻しにより夜間取引は大幅安となっている。米大統領選も控え、政治に神経質な相場付きとなっており、売り一巡後の落ち着きどころを見極めるまでは動きにくい状況だ。目先、75日移動平均線が下値サポートとなっていることから、同水準が維持されるか注目したい。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比25pt安の638ptで終えている。上値のメドは645pt、下値のメドは615ptとする。
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