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【注目トピックス 市況・概況】米国株見通し:下げ渋りか、割安銘柄の買戻しに期待

*13:51JST 米国株見通し:下げ渋りか、割安銘柄の買戻しに期待
(13時30分現在)

S&P500先物      6,019.75(-0.75)
ナスダック100先物  21,740.00(-4.50)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は8ドル安。米金利は底堅く、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。

6日のNY株式市場はまちまち。ナスダックとS&Pは上げ幅縮小もプラスを維持、ダウは前日比25ドル安の42706ドルと再びマイナスに転じた。トランプ次期大統領が関税強化の範囲を縮小する方針との報道を自ら否定し、長期金利は上昇基調を維持。それを受け、ハイテク関連をはじめ序盤の買いは縮小した。加えて、この日発表されたPMIの下方修正や製造業新規受注の下振れにより景況感の悪化が意識され、売りに押された。

本日は下げ渋りか。連邦準備制度理事会(FRB)の緩和ペース鈍化の可能性が意識され、長期金利が底堅く推移すれば売りが強まりやすい地合いとなりそうだ。また、今晩のISM非製造業景況指数は前回から改善の一方、JOLTS求人件数は悪化の見通し。国内経済の不透明感が深まれば、相場を圧迫する可能性も。ただ、過度な金利高が抑えられればハイテク関連が選好され、強気相場の継続により割安銘柄への買戻しが相場を支えるとみる。

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