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【注目トピックス 日本株】SDエンター Research Memo(5):GAME事業に大胆な施策、将来的には業態転換の可能性も

2015年10月6日 16:09

■既存事業の動向

(1) GAME事業

GAME事業はいわゆるゲームセンター運営がその内容で、SDエンターテイメント<4650>は直営店舗「ディノスパーク」を北海道内12店舗、北海道外(本州・四国)4店舗の計12店舗を展開している。2016年3月期第1四半期のGAME事業は、売上高は50百万円(前年同期比7.1%減)にとどまり、営業利益も21百万円(同27.6%減)にとどまった。

ゲームセンターは業界全体が客数減少の波に洗われており、同社も例外ではない。そうしたなかで、同社はゲーム機種構成の見直しと営業時間の見直しに着手した。一口にゲーム機といっても、風営法(「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」の略称)の適用を受けるものと、受けないものに大別される。風営法の適用を受けるものにはメダルゲーム機やクレーンゲーム機などが含まれる。これらのゲーム機は顧客の人気も高いが、風営法の適用によって、営業時間が深夜12時までに限定されてしまっていた。同社の札幌や旭川、帯広などの一部店舗では深夜2時~翌朝6時までの営業を行っているが、これらの店舗では風営法適用対象のゲーム機種の数を制限せざるを得なかった。この状況に対して同社は、深夜帯の来店客数が激減している現状を踏まえて、思い切って営業時間を短縮し、代わりに人気のあるクレーンゲーム機やメダルゲーム機の設置数を増やす方針へと舵を切った。現在、旗艦店のディノスノベルサ店において改装工事を行っている。

同社はこれらの施策を通じて当面、営業状況の推移を見守る方針だが、一方で、GAME事業の大幅な転換の可能性も排除していない模様だ。すなわち、ゲームセンターから他の業態への変更である。具体的な施策が決定されているわけではないが、ゲームセンターの運営以上に収益性の高い事業があれば、店舗の業態転換について躊躇しないということだ。今回のゲーム機種の大幅入れ替えと営業時間の短縮化は、これまでにない大胆な施策であるが、この動きは将来の業態転換の可能性を示唆する動きであるというのが弊社の理解だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)

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