*08:05JST 東証グロース市場250指数先物見通し:底堅い展開か
本日の東証グロース市場250指数先物は、底堅い展開を予想する。前日11日のダウ平均は559.33ドル高の47927.96ドル、ナスダックは58.87pt安の23468.30ptで取引を終了した。半導体のエヌビディア(NVDA)が重しとなり寄り付き後、まちまち。ADPが発表した民間雇用統計は人員削減を示す低調な結果となり成長懸念も強まったが、利下げ期待に支えられたほか、議会上院のつなぎ予算案合意により政府機関再開のめどがつき期待感にダウは続伸し終盤にかけ上げ幅を拡大した。ナスダックは終日軟調に推移しまちまちで終了。まちまちだった米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物は底堅い展開を予想する。引き続き上値の重い展開が続いているが、5日安値683ptを下回ることなく、5日移動平均線を上回って推移しており、底打ち感が強まっている。25日移動平均線(717pt)での売り圧力は高そうだが、下値も底堅く、テクニカル的にはやや買い手に分がありそうだ。戻り売りと押し目買いの攻防で、大きく動く可能性は低いとみる。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt高の709ptで終えている。上値のメドは720pt、下値のメドは700ptとする。
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