*15:50JST CAC Holdings---3Qは減収なるも、国内ITと海外ITいずれも調整後EBITDAは増加
CAC Holdings<4725>は13日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比3.9%減の376.32億円、営業利益が同6.8%減の23.86億円、経常利益が同15.0%減の20.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同27.1%増の18.70億円となった。
国内ITの売上高は280.06億円(前年同期比4.3%減)、調整後EBITDAは30.42億円(同2.1%増)となった。前年にM&Aによりグループに加わった国内新規連結子会社の寄与があったものの、一部顧客における内製化の影響や、大型案件の収束等があった。
海外ITの売上高は96.25億円(前年同期比2.6%減)、調整後EBITDAは14.49億円(同13.7%増)となった。為替の影響に加え、米国および英国子会社における一部顧客向け案件の縮小等があった。
2025年12月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の修正を発表した。売上高は前期比4.0%減(前回予想比13.8%減)の500.00億円、調整後EBITDAは同16.9%減(同30.9%減)の38.00億円としている。同社グループは重要な経営指標の一つとして、事業から創出するキャッシュの実力を示す「調整後EBITDA」を採択し、今後は連結業績予想値を「売上高」と「調整後EBITDA」で開示するとしている。
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