*18:06JST 14日の香港市場概況:ハンセン指数は軟調推移
14日の香港市場では、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比500.57ポイント(1.85%)安の26572.46ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が201.10ポイント(2.09%)安の9397.96ポイントと反落。
米国株安が嫌気されたが、本日公表された中国の経済統計は強弱まちまちだったものの、買い材料ではなかったことも株式相場を圧迫した。中国経済の減速も改めて意識されたようだ。ハンセン指数の構成銘柄では上昇が12、下落が72、変わらずは4で売りが優勢。
ハンセン指数の構成銘柄では、中国インターネット検索最大手の百度集団(9888/HK)が7.2%安、中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が6.0%安、EC世界大手の阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が4.4%安。
セクター別では、新興EV(電気自動車)が弱含み。小鵬汽車(9868/HK)が6.8%安、蔚来集団(9866/HK)は3.2%安。一方、医薬セクターの一部は強含み。康希諾生物(6185/HK)は4.2%高、翰森製薬集団(3692/HK)は2.2%高。他では、紡織・アパレル大手メーカーの徳永佳集団(321/HK)が11.1%高としっかりとなった。
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