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FiscoNews

【注目トピックス 市況・概況】欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日本の円安牽制を意識

*18:29JST 欧米為替見通し: ドル・円は伸び悩みか、日本の円安牽制を意識
14日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米金融政策で一段の緩和への思惑は後退し、ドル買いに振れやすい地合いとなる見通し。ただ、日本政府の円安牽制が意識され、上値の重さが目立つだろう。

前日の海外市場は米連邦政府の一部閉鎖が解消されたことを受け、経済指標の発表再開を見極める動きが広がった。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言を控え、金利動向に対する様子見姿勢が優勢となった。ただ、米長期金利の上昇を背景にドルの下値も限定的に。ユーロ・ドルは1.1650ドル台に浮上し、ドル・円は154円10銭台に軟化。本日アジア市場で日本株の大幅安で円売りは抑制され、ドル・円は154円台で推移した。

この後の海外市場は材料難で様子見ムードが広がりやすい。、FRBの年内利下げ観測は後退し、米金利の底堅さを手掛かりにドル買いが入りやすい。ただ、政府機関再開後も統計発表の時期や内容に不透明感が残り、積極的なポジション構築は手控えられそうだ。他方、高市政権の経済政策に対する思惑を背景に円売り需要も下支え要因となる見通し。半面、ドル・円は155円台に浮上すれば引き続き円安牽制が意識されやすく、円売り後退で上値は重いだろう。

【今日の欧米市場の予定】
・19:00 ユーロ圏・7-9月期域内総生産改定値(予想:前年比+1.3%、速報値:+1.3%)
・19:00 ユーロ圏・9月貿易収支(8月:+10億ユーロ)
・24:00 米・9月企業在庫

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fisco

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