*18:46JST リログループ---2Qは増収、アウトソーシング事業が増収増益を達成
リログループ<8876>は13日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算(IFRS)を発表した。売上収益が前年同期比4.1%増の729.29億円、営業利益が同5.2%減の148.52億円、税引前利益が同60.6%減の149.18億円、親会社の所有者に帰属する中間利益が同69.2%減の101.66億円となった。
アウトソーシング事業は、売上収益400.50億円(前年同期比6.2%増)、営業利益114.28億円(同2.3%増)となった。福利厚生代行サービスにおける会員の新規獲得が進み、会費収入が増加したほか、借上社宅管理事業の管理戸数が前年同期を上回ったことで、管理手数料収入や物件検索等による転居支援サービスの利用件数が増加したことなどから増収増益となった。
賃貸管理事業は、売上収益243.36億円(前年同期比1.0%増)、営業利益32.23億円(同10.9%減)となった。賃貸管理戸数が前年同期を上回り、ストック基盤が堅調に積み上がったことで増収となったが、前年同期は大型物件の売却があったことなど、アセット関連の収益が減少したことから減益となった。
観光事業は、売上収益79.59億円(前年同期比3.1%増)、営業利益22.91億円(同21.0%減)となった。ホテルの稼働率が好調に推移したことから増収となったが、前年同期は大型物件の売却があったことから減益となった。
その他事業は、売上収益5.82億万円(前年同期比4.0%増)、営業損失1.19億円(前年同期は0.86億円の営業損失)となった。主力事業の基盤を活かし金融関連事業等を展開している。
2026年3月期通期の連結業績予想については、売上収益が前期比5.0%増の1,500.00億円、営業利益が同3.2%増の314.00億円、税引前利益が同41.0%減の312.00億円、親会社の所有者に帰属する当期利益が同51.5%減の210.00億円とする期初計画を据え置いている。
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