*15:56JST 新興市場銘柄ダイジェスト:エイチエムコムは大幅反発、アクアラインは大幅反落
<2334> イオレ 433 +2
もみ合い。1日の取引終了後に、データセンター環境向け最新Blackwell世代GPU搭載サーバーの受注開始を発表し、好材料視されている。戦略的パートナーであるデジタルダイナミックと連携し、NVIDIAのAIファクトリーに準じた規格に適合し、新技術(Blackwell アーキテクチャ)を採用したプロフェッショナル向け製品「NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition」を搭載した高性能サーバーの取り扱いおよび受注を、12月1日より開始した。
<4882> ペルセウス 300 -4
軟調。PPMX抗体ライブラリの利活用を目的としたEurusとの共同研究契約締結を発表した。両社の強みを結集し、新規抗体候補の探索及び新規抗体を活用した新たな治療ツールの可能性評価を共同で進めるもので、スクリーニング・評価の進捗に応じて次フェーズへの移行も協議する予定。Eurusは、既存のCRISPR/Casシステムを用いない独自のゲノム編集技術を有する21年設立のバイオベンチャーである。その独自性の高い研究開発力を評価し、パートナーシップを締結したという。
<265A> エイチエムコム 1094 +56
大幅反発。ベネッセi-キャリアが提供する大学生向け問題解決力測定テスト「GPS-Academic」の記述・論述式へ、AI自動採点システムの導入が決定した。GPS-Academicは、ベネッセi-キャリアとベネッセコーポレーションが開発した大学向けのオンラインアセスメントサービス。テストを学生が活用する上で、専門のスタッフによる採点に一定の時間がかかり、返却するまで約1~2か月を要するという課題があったが、同システムを導入することで、採点から返却までを即日で行えるようになる。
<6173> アクアライン 212 -25
大幅反落。1日の取引終了後に、26年2月期通期業績予想の下方修正を発表し、これを嫌気した売りに押されている。売上高を30.00億円から19.80億円(34.0%減)へ、経常損益を0.50億円の黒字から3.01億円の赤字へ一転下方修正した。リスティング広告の徹底的な絞り込みを行う方針から、入電数・訪問数が対前期比及び期初計画比で大幅に減少し、これに伴い売上高も大幅に減少した他、主要な加盟店3社ののうちROY及びJUNコーポレーションの2社との取引の停止などが響いた。
<4054> 日本情報C 742 -11
もみ合い。東京電力グループのPinTおよびスマサポと連携し、物件空室時の再点・廃止業務を自動化、入居者退去後の空室期間中における電気使用料を無料にする『空室無償化プラン』の提供を開始する。また、「電子入居申込」とClassLabの「ライフラインサポート」「空室通電サービス」との連携を開始し賃貸管理ソフト「賃貸革命」とのシステム連携開発に着手したこと、及び「賃貸革命」とSARUCREWが提供する生活インフラ総合支援サービス「サルエネライフ」のシステム連携の決定も併せて発表した。
<7318> セレンディップ 1080 -159
大幅続落。12月7日のテレビ東京「THE 事業承継 その灯を消すな!」で同社グループのサーテックカリヤが紹介されることを発表した。同番組は事業承継の現場に迫るヒューマンドキュメント番組で、今回は同社によるサーテックカリヤのM&Aの様子が放送される予定で、同社グループ会社である三井屋工業も番組内で取り上げられる。オーナーの想い、引き継ぐ者の覚悟など、事業承継にまつわるエピソードをスタジオトークを交えながら紹介されるとしているが、株価に対するポジティブな反応は限定的となっている。
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