*16:30JST 東証グロース市場250指数先物概況:FOMCを前にこう着状態
12月9日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比変わらずの665pt。なお、高値は672pt、安値は662pt、日中取引高は5199枚。前日8日の米国市場のダウ平均は反落。ダウ ナスダックともに上昇して始まるも下落に転じ、その後マイナス圏でのもみ合いとなった。市場は9日から始まるFOMCでは追加利下げを織り込んでいるが、会合後に発表されるFOMCメンバーによる最新の経済見通しや金利予測分布図(ドットチャート)で来年以降の利下げシナリオを見極めたいとするムードが強まった。
本日の東証グロース市場250指数先物は、前営業日比1pt安の664ptからスタートした。朝方は買い優勢で推移する場面があったものの、買い一巡後は上げ幅を縮小。FOMCを前に固有材料もなく、相場はこう着状態が続いた。5日移動平均線のサポートが強いことから、下値を売る動きはなかったものの、戻り売りも多く、一進一退で推移。日足ボリンジャーバンドのミドルラインとマイナス1シグマを意識した「バンドウォーク」が続き、前日比変わらずの665ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、ジーエヌアイ<2160>やQPSホールディングス<464A>などが上昇した。
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