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FiscoNews

【オープニングコメント】イラン情勢にらみのなかでソフトウエア株の見直し

*08:50JST イラン情勢にらみのなかでソフトウエア株の見直し
 1日の日本株市場は、やや利食い優勢の相場展開になりそうである。5月29日の米国市場はNYダウが363ドル高、ナスダックは55ポイント高だった。イランと60日の停戦延長などを盛り込んだ覚書の暫定的合意に達したとの報道に加え、トランプ米大統領が最終決定に向けホワイトハウスで会合を開くと伝わった。戦闘終結に向けた交渉進展期待が相場を支え、ダウ、ナスダックは連日で過去最高値を更新。シカゴ日経225先物は大阪比245円安の66225円。円相場は1ドル=159円40銭台で推移している。

 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや利食いが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時66660円まで買われたが、その後は66070円まで軟化しており、66100円~66400円辺りでの保ち合いが続いていた。
米国市場の上昇の流れは好感されるものの、日経225先物は前週末には66540円まで買われる場面もみられており、過熱感も意識されてきそうである。

 また、イラン情勢については、トランプ大統領が覚書に修正を求めたと報じられている。米中央軍はオマーン湾でイラン関連商船を攻撃したとも伝えられているなかでは、いったん利益確定に向かわせやすくなりそうだ。ただ、上向きのトレンドが続くなかにおいては、売り仕掛け的なトレードは控えておきたいところであろう。引き続き半導体やAI関連株にらみのなかで、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。

 また、米国ではデルテクノロジーズやID管理システムを提供するオクタが30%を超える急伸となった。これが支援材料になる形で、IBMやセールスフォース、マイクロソフトなどソフトウエア株の強い値動きが目立っていた。東京市場においてもAI脅威論から軟化していたソフトウエア株を見直す動きが意識されやすいだろう。

 そのほか、米宇宙開発企業ブルーオリジンの主力ロケットが28日、地上試験中に爆発した。これを受けて宇宙関連株には利食いが先行しやすいとみられるが、スペースXのIPOが近づくなかでは、足もとの調整においては押し目狙いの好機になりそうだ。

<AK>

fisco

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